24,06,27。主人公不在の14巻。

月末恒例の楽な現場を午前中で完了させ、昼前に帰宅した木曜日です。

この所ネタ切れ気味でしたが今日になって発売日に到着するようamazon様に予約注文を入れておいた本がポストに入ったままな事に気が付き回収。
おかげで良きnoteネタが出来ました。

到着をすっかり忘れていた本はひろやまひろし著「プリズマ☆イリヤ3rei」の14巻。改めて検索してみたら連載開始は2007年。中断が度々あったとはいえ、全2巻からスタートしたはずの連載がツバイ全5巻、ドライ既刊14巻と
巻を重ねこれほどの長期連載になるとは作者のひろやま氏も夢にも思わなかった事でしょう。

思えばamazonの初利用で注文したのが無印イリヤ第1巻だった気がするので随分と長いお付き合いになったものです。もうじき連載20周年をマジで迎えそうな本作ですが14巻目にして予想を超える長編と化したパラレルワールド編の「ドライ」もようやくクライマックス直前と言った所でしょうか。

積み重ねた20年近い年月は作者の画力と話のスケール感をどえらくUPして
もはや本家fateを凌ぐかのごときハードな展開に「まさかこのままイリヤの平和な日常を2度と描く事無くエンディングまで突っ走ったりしねぇだろうな」と疑念すら抱かされましたが…とりあえず完結は次巻以降でした。

とはいえ「ドライ」がいよいよ完結目前なのは間違いないようで長年type
moon＆fate本編に親しんできた方であれば間違いなく胸アツなシーンなども描かれておりクライマックス感はばっちりです。

ちなみに本巻では広げまくった大ぶろしきを急速に収束させるための弊害か主人公の出番が全くありません。…約20年前fate本編どのルートでもイリヤが幸せになれない事に憤激し「俺がイリヤの幸せな日常を描く！」と本作を書き始めたはずの作者なのに何たる事か(笑)

その分幸福な日常回の貯蔵は充分なんだろうな&大団円への期待が増すばかりの次巻以降に向けて極力早めの刊行を切に願うのでありました。