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21,07,19。SLG200NWまとめ②

週明け月曜日は猛暑でした。

都内の気温は約34℃と完全に真夏。土日にのんびりと体を休めておいた事と業務量がそれほどでは無かった所為でさほど消耗する事無く作業を完了しましたが、この先しばらくは同様の気温が続くようなので油断できません。

昨日に続いて調整が完了したサイレントギターの話。昨日はべた褒めな内容でしたが、今日は気になる所を書いてみたいと思います。

SLG200NWにはチューナーが内蔵されていますが自分は以前と同じくヘッドにクリップチューナーを取り付けています。ちょうどネックの切れ目あたりのボディ横に付いているチューナーがちょっと見ずらいと言うかやはりピッチを目視しながらペグを回したいというか(笑)

今は様々なタイプのクリップチューナーが出ていますから、無理に本体に搭載する必要は無かったのでは?などと感じます。

もう一つ気になったのはフレームで構成された仮想ボディの薄さです。

せっかくフレームで通常のクラシックギターとの違和感を少なくしようとしたのであれば、思い切ってフレームの幅も広くしたほうが良かったのではと感じます。抱えてor腿に乗せて弾く分に薄いボデイは楽なのですが、やはり持ち替えた時の違和感は大きいでしょう。

最後はフレットについてです。クラシックギターはナイロン弦である為エレクトリック程摩耗に気を使わなくて良い所為か、今一つフレットの仕上げに高級感が感じれれないような気がします。

「クラシックギターにはこういうフレットを使わねば」という決まりがあるのかもしれませんが、エレクトリック用のヴィンテージスタイルのフレットに打ち変えた愛機はナイロン弦での使用で特に問題は起きていません。

せっかく革新的なアイディアで作られたSLGなのですからそこは冒険して欲しかった。

今回は気になった所を書いてみましたが、ご覧いただければお判りの通り演奏するうえでマジ困る様なポイントはありません。
「ここがダメ」という所は特に無く「こうなれば良いのに」と言うリクエストに近いものです。

自分の好みに調整しギターレスト&アームレストを取り付け、幅の広い指板に慣れた今、文句のつけようのない練習機となったSLG200NW。

本当に「持つと早く試すべきだった…」なギターです。


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