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【自己との対話】インナーチャイルドを理解し、仲直りする方法



インナーチャイルドとの対話


今回は前回のセミナーのときに参加されていた方の例を挙げつつ、インナーチャイルドについてお話ししたいと思います。


その参加者の方はインナーチャイルドとの対話のときに、インナーチャイルドではなくインナーマザーとでも言いましょうか、自分の中に自分を律してくれるママのような存在がいる、と言うんですね。


だから、インナーチャイルドと対話する必要がないわけなんですね。
そういうすごい人もいる、といのは私としても新たな発見ではありました。


インナーチャイルド偏重型の人っていうのは、ものすごくパワフルなんですよね。パワフルで突破力があって、自分が楽しいことや面白いことだったら徹底的に突き進んでいくんですけども、コントロールの仕方がなかなか上手くいかないんですね。


人生を支配したりコントロールするのは、健在意識の作用ですから、インナーチャイルド偏重型の人というのは、全体としてはパワフルなんですけども、少しコントロールが欠けることがあるんですよね。


だから、何か自分の好きなことを見つけてそこに集中していくんですけども、それで没頭し過ぎてしまう人もいれば、逆にそれで大成功をする人もいます。


インナーチャイルド偏重型と健在意識偏重型のパワーは強いけど、少しコントロールに欠けるので、ここを少し気をつける必要があるんですね。


なぜかというと、インナーチャイルド偏重型でもう対話する必要がない、というのは、逆にこの健在意識がうまく働いていない可能性があるんですよね。


だから、それはちょっと気をつけた方がいいということですね。


要するに、インナーチャイルド偏重型がいいのか、健在意識偏重型がいいのか、これは両方とも間違ってて、大事なのは潜在意識偏重型なんです。


常に潜在意識が主体となって、インナーチャイルドや健在意識、中在意識など、この精神の持ち方をしていくというのが正しいわけなんですね。


だから、インナーチャイルド偏重型というのは力が強い一方でコントロールに欠ける。


一方健在意識偏重型になってしまうと、口うるさい上司のように相手の細かい失点やミスや欠点を常に探すわけなんですね。


常に相手のミスや失点、欠点ばかり見ているので、嫌なやつなんですよね。口うるさいし、批判ばかりで、あと裁判が大好きで、ジャッジが好きですね。


健在意識が強すぎると、自己批判が強くなり、インナーチャイルドがどんどん引っ込んでいくんですね。


それによって、自分も感情をうまくコントロールできなくなったり、2つの人格の間でうまくコミュニケーションが取れなくなると、良くないことです。

社会は健在意識偏重型の人が多いんですよね。
健在意識なので、考えがどうしても浅はかですね。


例えば、お金や地位、名誉、外見など、そういう目に見えるところの評価をやっぱり気にしやすいっていうのが健在意識の特徴です。



潜在意識型の精神



でも、どれほど潜在意識型の精神であっても、このトレーニングやメンテナンスを怠ると、健全な意識や中間意識型の精神の使用方法に戻ってしまいます。


そのため、日常的なルーティーンの中にこのインナーチャイルドとの対話を取り入れる必要があります。


私もインナーチャイルドとの対話に気付いてから、大体10年から15年くらい経ちました。


そして、ずっとインナーチャイルドとの対話を徹底的に続けてきました。
それによって変わったことは、昔は感情的な人間で、少しでも何かあればすぐに怒り出したりイライラしたりするような人だったということです。今では、イライラすることは全くありません。


例えば、コンビニで並んでいて前におばちゃんが大きなカゴを持って割り込んできても、イライラすることはありません。むしろ、「急いでいるのかな」と思ったり、「もうちょっと待とうかな」と思ったりしています。


怒ることもなく、イライラすることもなく、それは常にインナーチャイルドとの対話をしっかりと行っているからです。感情がいつも安定しています。


常に高い状態で安定していますから、少し嫌なことがあっても、感情をコントロールすればすぐに吹き飛ばすことができます。


感情の安定は、何が起きても昔のような激しい感情や極端な孤独感や寂しさといった消極的な感情がかなり抑えられていることと、それらの感情が湧いてもコントロールして消し去ることができるという点で非常に重要です。


私はずっとインナーチャイルドとの対話を実践してきましたが、その中で睡眠中にインナーチャイルドと出会い、睡眠中にインナーチャイルドとの対話が始まるようになりました。


睡眠中もインナーチャイルドと対話はできる


この睡眠中の対話は、自分の内なる子供が出てきて、いろいろなことを教えてくれるのです。


抱えている問題や必要なことも、内なる子供が夢の中で私に伝えてくれるのです。机に座って話していると、夢の中で内なる子供が解決策を教えてくれるのです。


また、こんな夢を見たこともあります。


私の内なる子供が夢の中で亡くなった母親の前で一生懸命勉強をしたり、運動をしたりしているのです。


彼は私に近づいてきて、「君が頑張っているのは、本当は母親に認めてほしかったからなんだよ」と言います。


自分がなぜ頑張っているのかという理由は、自分ではなかなか考えにくいものですが、内なる子供と事故との対話を通じて、自分自身の真実や真相にたどり着くこともあります。


ですから、内なる子供との対話は、事故を理解する上で必要なものであり、感情的に苦しんでいる人を救うことや、精神的な苦しみに特効薬にもなり、運命も良くすることができます。


とても素晴らしいですね。
また、開運の本や開運実践講座でも、この内なる子供との対話について話されています。


この内なる子供との対話だけを取り上げてセミナーを行うと面白いかもしれませんね。以上です。


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