【精神#2】チャンスは自分で作れる。運命を開くための行動とは?
開運したい。
そう思わない人はいないでしょう。
なんて考えたことはありませんか?
たとえば、宝くじで一億円あたったとしたら、それは紛れもなくラッキーなことでしょう。
しかし、その一億円を巡って家族の間が険悪になってしまったら?
それは本当に「運が良かった」といえるのでしょうか?
真の開運とは、そのような目先の出来事一つひとつをいうものではありません。
もっと本質的かつ人生すべてに関わってくるものであり、そして誰もができることでもあります。
「運命は決まっている」?
そんなことはありません。
運命はあなた自身がコントロールしていくものです。
真の開運とは空から降ってくるようなものではなく、自分=あなた自身が主体となり、自らの責任において運命を開いていくことに他なりません。
グリム童話のシンデレラも「お城の王子様がいつか迎えに来てくれないかしら」とただ待っていただけでは一生彼女の人生に何も起きなかったでしょう。
継母や意地悪なお姉さんたちにいじめられるという不遇の中にあっても、彼女は「いつかきれいな衣装をつけてお城の舞踏会へ行ってみたい」という夢を持ち、毎日の辛い家事も一生懸命こなしていたからこそ、魔女や小鳥たち、ネズミたちが助けてくれたのです。
という言葉には何の意味もありません。
もちろん思いもよらなかったトラブルやアクシデントなど、辛いなということもあるでしょう。
自分の「運の無さ」を呪いたくなるときもあるかもしれません。
しかし、もしあなたの人生に辛い出来事が降り掛かってきたとしたら、それは天から与えられた試練です。
天は辛い試練をあなたに与えて、あなたの胆力を試しているのです。
それをクリアしていくことがあなた自身の成長となります。
困難に出くわしたときにどのように考え、どうやって乗り越えていくかで人間の運命は決まると言っていいでしょう。
人格的に優れた人を「君子」といいますが、君子は常に自分自身の身を逆境の中に置くといわれています。
儒学の祖、孔子は「人間は逆境においてこそその真価が楽しめる。人生の達人は逆境も順境も楽しむ」と言っています。
逆境を楽しむというと「そんなことできるわけない」と思うかもしれませんが、君子は逆境の「苦」を「楽」に変えるパワーの持ち主です。
闇夜に迷っているときに灯火が見えたとしたら、これほど嬉しいことはないのではないでしょうか?
闇が深く暗いからこそ、灯火の明るさ、有り難さがわかる。
それを知っている人間と知らない人間では生き方も変わってくるでしょう。
開運とは、苦しいときこそ輝くものだということは忘れないでください。
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