【日記】台風に備えて娘(12)と本を買いに
週末は、東京も嵐になるかもしれない、とのことで、先週から台風に備えて娘(12)と本を買いに。
娘いわく、「本は表紙のデザインとか雰囲気、フォントとかも見て選びたい派」だそうで、Amazonよりも本屋が好き。
(ちなみに娘はノート一冊をも、わざわざお店に買いに行く。色味や罫線の感覚的に気に入ったものがないと、買わずに帰ることも…)
実際、娘の脳内には常に「気になる本」があって、本屋でサクサク検索して見つけ出すものの、「手にすると何か違う」「最初の数ページで惹かれない」ということもあって、選ぶのもじっくり。
数日前に「台風用の本」を買いに行った代官山TSUTAYAは、本が読めるスタバもついてるので、二人で5時間過ごして2冊だけ購入したけれど、
次の日に行った地元のTSUTAYAの方が「好きな本がいっぱいあった😍」と興奮。
ニューヨークから帰国した4年前は、「漢字はキッズフレンドリーじゃないから、日本語の本は読みにくい」と言っていた娘。
今では日本語の本ばかり読むようになって、いつのまにか児童書コーナーから文庫本コーナーに移って来ている。
見失ったと思ったら。
さらに4冊買い足す。
娘は私と違って、自分が選んだ本の紹介に抵抗がないらしく、帰宅後は息子(15)に
「読んでいいよー、どれか読む?」
と一生懸命に勧めている。
しかし息子はほんと本を読まない…(ヒマな時間があれば、数学がゲームをしたいんだって)。
娘が選んだ本。
ちなみに私が大分前に購入して、部屋に転がしておいた『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』(中野信子)を、「実はソレちょっと読んだ。そういうの、好き」と言うので嬉しい。
私も10代から心理学とか哲学とか、あるいは、そんな大層なものでなくとも、「人間なんてそんなもの」みたいな本が好きだった。
台風は予想よりおとなしかったけれど、普段は仕事を入れるか、カフェで過ごす私も、全く予定がない状態で、お家にこもってコーヒーを飲みながら本を読んだり、おやつを作ったり、久しぶりに徹底的にのんびりした。丸一日PCを開かないなんて、いつぶりだろう。
台風予報のおかげで、夏休みの終わりにふさわしい、すごくステキな過ごし方だったのではないかと思う。
プライベートモードのみきてぃでした。
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