J1第9節vs 鳥栖 2-4 lose(Away/ 2024.4.20@DAZN)

はじめに

鹿島は延長戦まで120分戦ったルヴァン杯2回戦のアウェイ八戸戦から中2日でのアウェイ鳥栖戦。リカバリーもままならない過酷な試合となりました。
一方の鳥栖はここまで1勝1分6敗の勝点4で最下位に沈んでおり、勝って浮上のきっかけを掴みたい一戦です。

スタメン


(課金してないので相手のサブが置けない)
【鳥栖サブ】
GK 1 アルナウ
MF 6 福田 晃斗
MF 14 藤田 直之
MF 18 日野 翔太
MF 11 ヴィニシウス アラウージョ
FW 13 横山 歩夢
FW 41 樺山 諒乃介

日程の厳しい鹿島はルヴァン杯八戸戦からスタメンを6人変更も、知念、樋口、優磨は八戸戦の後半頭から、安西は79分から出場して延長戦まで戦っており、完全にターンオーバーできたのはチャッキーと藤井のみ、ベンチまで含めても完全にフレッシュなのはあと名古とGKの梶川を加えた4名のみ、という苦しい布陣。

一方、前節ガンバ戦から中5日も中々調子の上がらない鳥栖はスタメンを3人変更。嫌な流れを払拭するためか、ムードメーカー的な素質があると噂される長澤シヴァタファリを今季初先発で起用してきました。

試合概要

ボールをしっかりと保持するスタイルの鳥栖。今日の試合ではコンディションの影響もあり鹿島がプレス強度を上げられないこともあり、この試合でもしっかりとボールを回してチャンスを伺って来ます。一方鹿島はルヴァン杯に出場の無かった藤井、チャッキーの両SHでチャンスを作ります。11分、右サイドの深い位置から優磨が上げたクロスを中央でチャッキーがヒールで落とすと走り込んできた濃野が右足一閃。これがニアサイドを破り先制に成功します。
連戦で体が重そうな鹿島ですがGK早川が奮起。22分にはCKから安西のハンドで鳥栖に与えられたPKを止めるなどビッグセーブを連発します。しかし30分、鳥栖手塚のミドルシュートが河原に当たりコースが変わりゴールへ。不運な形で同点に追いつかれると、前半ATにはCKからマルセロヒアンに頭で決められ1-2。鹿島は1点ビハインドで試合を折り返します。
鹿島はHTに樋口→師岡と交代し、巻き返しを図りますが中々功を奏さず。逆に80分には鳥栖の途中出場横山に左サイドを抉られクロスを上げられるとこれをマルセロヒアンに決められ1-3。86分には鹿島のCKから長沼のハンドにより得たPKを優磨が落ち着いて決め1点差に詰め寄りますが、直後の88分、カウンターから福田に決められ万事休す。2-4で敗戦となりました。

感想

1.1失点目はダメージが大きかった

早い時間に濃野のゴールで先制し、体力的に厳しいながらも早川のビッグセーブもあり今日はなんとか凌ぎながらやれるかも?と思い始めた30分、しかも崩された訳ではなくディフレクションという不運もあっての1失点目はかなりのダメージだったと思います。ディフレクトしていなければ早川は反応できていたと思いますし。ツキも味方してくれないのか、という。まぁこれも言っても仕方ないんですけど…。

2.これこそ「切り替えて次」の試合

4失点しての大敗でしたが、今日の試合で選手やチームを非難する気にはなれません。
「控え組が不甲斐ない」「八戸に控え組中心で90分で勝てなかったのが悪い」「CBをローテできない編成にしたのが悪い」「3連戦トータルでのマネジメントにもっといいやり様があったのでは?」非難しようと思えばポイントはいくつか挙げられます。しかし、それらを上回るほど「アウェイ八戸→(中2日)→アウェイ鳥栖」によるコンディションの不利が大きかったと思います。

コンディションが万全なら2失点目、郁万はヘディングで触れたのではないか?3失点目、鳥栖横山のドリブルに濃野はもう一歩ついて行けたのではないか?4失点目、鳥栖福田へのラストパスに、植田は触れたのではないか?…タラレバですが、どうしてもそう考えてしまうのです。

選手は、チームは、今の状況で出せる最大出力を出してくれた。よく戦ってくれたと思います。今回は日程もツキも無かった。こういう試合こそスパッと切り替えて次の試合に向かって欲しいと思います。

3.チームは意見書を出して欲しい

選手は切り替えて次!だと思いますが、チームとしてはそうはいきません。この殺人的な日程に対する意見書をJリーグ、及びJFAに提出し、抗議して欲しいと思います。
アントラーズだけでなく全ての選手を守るために。

4.気になった選手(早川、藤井、チャッキー)

早川
PKストップを含む序盤のビッグセーブ連発は圧巻でしたが、流石にGK1人の頑張りだけではゴールは守れず。しかし今日のパフォーマンスは確実にこれから先の対戦相手へのプレッシャーとなると思います。凄かったぞ!

藤井&チャッキー
他のメンバーに疲れが見える中、独力で、また藤井とチャッキーのサイド トゥ サイドで多くのチャンスを作ってくれたと思います。

まとめ

感想でも書きましたが、今日の試合はコンディションが厳しすぎたと思います。とっとと忘れて次のガンバ戦に切り替えて欲しいと思います!

ハイライト






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