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「生活保護受給者になると結婚できないのでは?」が”余計な心配”である理由
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「ワーキングプアを拒否して生活保護を受給しよう」と言われても、
「それでは結婚すらできないじゃん」
という不安を持つ人がいるだろう。しかし、そんな心配は不要である理由を書いてみたいと思う。
Q.生活保護受給者になったら結婚できないのでは?
A.「人による」としか言いようがない。
さらに言えば、生活保護を検討するような経済状況にいる時点で、あなたが結婚できる確率なんて10%以下なのが現実だ。
この質問に答えるにあたって、「年収ガイド~年収・収入に関する総合サイト~」さんの記事を参考にさせてもらった上で、「生活保護を受給している”男性”は結婚できるか?」という話をしていく。
なぜ男性に絞って話をするかというと、「女性は年収による結婚率格差がほとんどない」ということがデータで明らかになっているからだ。
露骨な例えをすれば、
「橋本環奈や広瀬すずが生活保護を受けていたとして、それを理由に結婚を断る男性がどれだけいるか?」
ということを考えればよく分かるだろう。
さて、話を戻そう。
生活保護を受けている男性は結婚できるのか?それは、当然のことながら「人による」としか言いようがない。
そもそも、一言で「生活保護受給者」といっても色々な人がいる。
1日中部屋にこもって誰にも会わずに日々を過ごしている人もいれば、友達にも家族にも「働きたくないから生活保護を受けている」とオープンに話し、それまで通りの交友関係を続けて社交的に過ごしている人もいる。
当然、結婚できる可能性がある生活保護受給者は後者だ。
このタイプの受給者は「愛され無職」とでも言うべき存在で、経済力が低いにも関わらず、圧倒的な人間的魅力で同性・異性を問わず人を惹きつける。そのため、運が良ければ専業主”夫”として結婚できる可能性があるのだ。
働いている男性の方が結婚できる確率が高いのはもちろん事実だ。しかし、結婚できるかどうかは「経済力・ルックス(「年齢」を含む)・内面」の3要素で決まるため、ルックスと内面に大きな魅力がある男性なら、経済力が圧倒的に低い生活保護受給者であっても結婚できる可能性があるというわけだ。
経済力は男性のモテや結婚率に大きな相関があるが、いい意味でも悪い意味でも例外は多数ある。東大卒・大企業勤務の童貞もいれば、高卒フリーターのヤリ〇〇もいるのが現実の社会だ。
そして、これは身も蓋もない話なのだが、そもそも年収300万円以下の男性の結婚率は一桁であり、もう少し頑張って年収300~400万円の間に入れても、結婚できるのは3割未満だとデータは示しているのだ。
「生活保護を受けると結婚できないしな...」みたいなことをわざわざ考える男性の年収は恐らく300万円未満だろうから、生活保護を受けようが受けまいが、あなたが結婚できる確率なんて10%にも満たないのが現実だ。
この事実をどう考えるかは自由だが、単純に数字だけで考えれば、「生活保護受給者になると結婚できないのでは?」という心配が”余計な心配”であるのは間違いないだろう。
どうせあなたは結婚できない。安心して生活保護を受けよう。
身も蓋もないというか、残酷すぎる事実だが、ワーキングプアに陥る人生の時点であなたには結婚できる未来はほぼないのだ。
そして、それゆえにあなたは生活保護を受けるべきなのだ。
どうしても結婚したいのであれば、生活保護を受給して生活を安定させつつ資格の取得などに励み、より良い給料の会社に転職してワーキングプアを抜け出すという選択もできる。
逆に、結婚なんてしなくていいと本気で考えるのであれば、わざわざワーキングプアの苦しみを続ける必要もない。さっさと生活保護で「FIRE」してしまえばいいのだ。
結婚したい人も結婚しなくていい人も、「ワーキングプアを拒否して生活保護を受給する」という選択は必ずあなたの人生にとってプラスになるはずだ。
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