マガジンのカバー画像

生きてるだけで価値がある

40
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

#特別定額給付金

6月に給付された10万円を少しずつ家計に充てていたけどそろそろ底をつきそう。

コロナの影響は殆ど受けてはいない我が家ですが、生活保護費の減額と消費税増税の影響でかなり逼迫しています。10万円のおかげでほんの少し贅沢な食材やコンビニスイーツに使いすぎてしまいました。

我が家でさえこんな状態なので、コロナ禍により職や住居を失ったり収入が減った方々の状況は推して知るべしでしょう。

それでもまだ政府

もっとみる

生活保護における親族扶養照会

このコロナ禍において、未だ親族扶養照会が行われている事に呆れた。生活保護申請の大きな壁になっているのは事実だと思う。(本日厚生労働委員会長妻議員の質問より)

親族に生活保護受給を知られる事を嫌がる、或いは親族に迷惑がかかる事を嫌がる人の気持ちはよくわかる。

ずっと以前、ある担当ケースワーカーから母に対し「親なら援助するのは当たり前でしょう」と強く援助を要請された事があり、追い詰められた母は苦し

もっとみる

一度失った自信を取り戻すのは難しい

昨年の参院選でれいわ新選組を知って以来、YouTubeで安冨歩東大教授の話を聞く事が増えた。

安冨歩さんの話には、ときには私の価値観が肯定された気になれたり、ときには予想外の気付きを与えてくれたり、ときには深く反省されられたりする内容が溢れている。

私は既に還暦を過ぎ、好き勝手に生きた己の人生に悔いを残す事は無いが、唯一の気がかりは娘だ。

鬱病を患い、還暦過ぎの私と同じように体力と気力に自信

もっとみる

#豪華な地獄

安冨歩東大教授が去年の参院選にれいわ新選組から立候補した際、

今の社会を「豪華な地獄」と表現していた。

言い得て妙だと思った。

生活保護を受給できている私は幸せ者だ。

運が良かったと言った方がいいかもしれない。

生活保護は最後のセーフティーネットと呼ばれるが、

その捕捉率は僅か2割だという。

モノが溢れるこの社会に足りないのは、

「愛と金」だと山本太郎は叫んだ。

何もかも失い心が

もっとみる

元々「#はてなブログ」で書いていた幾つかの記事をこちらに転記した。本当は古い日付順に全部転記するつもりだったのに、上手くできなかったので途中で諦めた(笑)転記した記事に早速ハートマークが付いたので感謝感謝です。
#シングルマザー #生活保護 #ベーシックインカム #れいわ新選組

20200531 れいわ新選組とコロナと私

前回の記事からまたまた随分間があいてしまいましたが、

歳をとると月日が経つのはまさに光陰矢の如しです。



この間、私にとっての割と大きな出来事は、

先の参院選での「れいわ新選組」の旗揚げでした。

残念ながら党首の山本太郎は落選してしまいましたが、

二人の重度障害者を参議院に送り込み、

国政政党になった事はとても喜ばしい事です。

なんせ、私が政治に望む事をほぼ全て政策に盛り込んでい

もっとみる

20170813 エアコンのお話し

今では生活必需品として生活保護者にも所持を認められるようになったエアコン。

我が家にも2台のエアコンが有ります。

1台は父が亡くなった時に母から貰いました。

もう1台はその母が亡くなった時に遺品整理で貰いました。

取り付けも弟がやってくれたので費用はかかりませんでした。

電気料金の増大はちょっと困りモノでしたが、熱中症で命を落とすよりはマシ。

何とか遣り繰りして快適な夏を過ごしていまし

もっとみる

20170821 もしもっと気軽に生活保護を受けられるようになったら

長年生活保護のお世話になってる私が言うのも変ですが、

生活保護って結構抵抗あります。

何となく後ろめたさを感じます。

初めて申請をした時には、随分屈辱的な事を言われました。

不正受給防止の水際作戦だったとは思いますが、傷つきました。

様々な手続きも結構面倒です。

収入の有る人は毎月申告をしなければなりません。

病院にかかる時も一々役所に行き医療券を受け取らなくてはなりません。

担当

もっとみる

20170423 ベーシックインカムについて

先日、上杉隆のザ・リテラシーというネット番組で

経営コンサルタントの波頭亮さんがベーシックインカムについて

お話されていた。

上杉隆さんという人はちょっと問題有りな感じはするけど、

彼のネット番組、ザ・リテラシーやニューズオプエド、上杉スタイルは

色々学べるのでよく観ている。



波頭さん曰く、ベーシックインカムは国民にとってメリットしかない。

でも官僚にとっては差配権という最大の

もっとみる

20170624 生活保護からなかなか脱却できない理由

憲法で全ての国民が健康で文化的な最低限度の生活を保証されている日本は、

なんて素晴らしい国なんでしょう。

生活保護という制度によって、誰もが生きる事を許されているんです。

こんな私でも、二人の子供を育て、飢えること無く、病を抱えながらも、

普通に生きていけるんです。

本当に感謝です。



ですが、この生活保護という制度、一度受給するとなかなか脱却できません。

私も嘗て二回、脱却を試

もっとみる

20181024 【祝還暦】息子達からのプレゼントは「赤いハイヒール」

とうとう私も還暦を迎えた。

元々私は、還暦まで生きられたら御の字と思っていたので、

残りの人生は私にとってオマケみたいなモンだ。



還暦祝いというと赤いチャンチャンコと帽子が一般的だが、

息子達からのプレゼントは「赤いハイヒール」だった。

ハイヒールは嘗て私が仕事をしていた頃のトレードマークだ。

身長が170センチ以上ある私がハイヒールを履けば軽く180センチを超える。

時にはオ

もっとみる

20170503 今日は憲法記念日

もう何年も前、憲法改正という言葉がメディアにチラホラ出始めた頃、

私は改正に賛成だった。

あの小難しい言葉の羅列が今の時代に合わないのではないか、

誰にでも判り易い今風の文章に変えた方がいいのではないか、

同性婚を認める文言を入れたほうがいいのではないか、

そんな理由から改正するべきだと考えていた。



ところが最近になって、これはトンデモなく無知で愚かで

全くトンチンカンな考えだ

もっとみる

20171029 自民党支持者と私(立憲民主党支持)の違い

昨日、群馬のホスピスに入院している友人に会うために、

彼女の長男が車での送迎を申し出てくれた。

20年程前に数回会っただけの息子君と群馬までの道中、

気まずい雰囲気になりはしないかと少し心配していたが、

思いのほか政治の話で盛り上がってしまった。

彼は何と自民党支持者だった。



私の周りの人間で唯一選挙の度に自民党に投票するのは、

政治の話などした事もないような、ただ日々に追われ

もっとみる

20140411 今日の市役所は新人さんだらけ

そういえば4月。

窓口に新人さんが多いわけですね。



担当のケースワーカーも変わりました。

今日は寝たきり入院中の母の事で相談に行ってきました。

母はもう自宅に戻る事は無いでしょう。

自宅を解約し住民票を我が家に移す場合に、

私と世帯を分ける事が可能かどうかの相談でした。

新人ケースワーカーさんは生活保護法が書かれた分厚い本を調べながら、

丁寧に対応してくれましたが、答えはノー

もっとみる