20171029 自民党支持者と私(立憲民主党支持)の違い
昨日、群馬のホスピスに入院している友人に会うために、
彼女の長男が車での送迎を申し出てくれた。
20年程前に数回会っただけの息子君と群馬までの道中、
気まずい雰囲気になりはしないかと少し心配していたが、
思いのほか政治の話で盛り上がってしまった。
彼は何と自民党支持者だった。
私の周りの人間で唯一選挙の度に自民党に投票するのは、
政治の話などした事もないような、ただ日々に追われ家族の為に尽くす、
ずっと昔に一度だけ知り合いに勧められた自民党支持を律儀に守り続けるような、
今は亡き母しかいなかったので、私にとっては凄く新鮮な出会いだった。
群馬までの片道2時間半、お互いが理想とする政策や政治の問題点や疑問、
これからの日本のあるべき姿などなど様々な意見を交わしたが、
その殆どが私が普段考えている事とほぼ一致していた。
では何故彼は自民党支持なのか・・・
彼曰く、初めて政治に興味を持ったキッカケは、
朝日新聞による珊瑚落書きヤラセ記事だったとの事。
以来左派寄りの考えに反感を抱くようになったのだと言った。
そして彼は私に「虎ノ門ニュース」を観るよう勧めてきたので、
私は内心「ははぁ~なるほどね~」と思った。
私は自慢じゃ無いが、日がな一日ネットをしている。
「虎ノ門ニュース」だけでなく「報道特注」や「桜チャンネル」のような、
ネトウヨ番組も時々観ている。
でも「オプエド」や「8bitnews」や「宇宙ニュース」等も観ている。
様々な情報の中から自分が正しいと思うもの、
共感できると思えるものを選択しているつもりだ。
そして今回は立憲民主党と共産党を応援した。
何となく自民党が大勝した訳が解ったような気がする。
彼は少々自分のお小遣いが減っても相対的に安定していると思われる自民党を信じた。
きっと殆どの家庭は多少収入が減ってもそれ程困らないぐらいには幸せなんだ。
でも私のような貧困層や、自民党が目指す改憲の内容に先の戦争を連想する人、
或いは今のようなやりたい放題の独裁安倍政権を何としても止めたいと思う人が、
微かな可能性にかけて野党を応援しているんだと思う。
私は政治家の資質向上、政策研鑽のためにも二大政党制がいいと考えている。
とは言え、改憲の可能性が目の前に迫っている今、
自民党草案がこの上なく国民にとって不利益なものである事を、
国民は知らなければいけないと思う。
それは自民党支持者にとっても野党支持者にとっても重要な事だと思う。
今日も私は生かされている・・・感謝
はてなブログからの転記
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?