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隣の芝は 本当に青かった


ずっと貧乏だったんだと思うのですが

自分が気付いたのは小学校低学年でした。

20数年前は共働きしている夫婦のほうが

少なかったので、学校おわりに友達の家へ

遊びに行くことが多く、そこであれ?もしかして?

と思うようになりました。

また持ち物が周りの子と違うことも

気づくきっかけになりました。


今日は、友人宅にはあるのに

自分の家になかったものを紹介していきたいと

思います(笑)

①お湯

②自分専用の部屋

③エアコンやストーブ

④スイッチで沸くお風呂

⑤モニター付インターホン

…挙げだすとキリがないです(笑)


周りが新築マンションや戸建てに住む中

我が家は築50年以上の団地でした。

エレベーターなんて当たり前になく

毎日5階まで階段で登ってました。


①のお湯ですが、ガス給湯器なんて

ついてるわけがなく蛇口をひねっても

水しか出てきませんでした。

なので冬でも洗い物は水。

なのにゴム手袋も買えないため

素手で洗っておりました。


②部屋が余ってるという友人もいた中

うちは兄弟が多く、でも家は狭いので自分ひとりの

部屋なんてもらえるわけがなく、プライベートが

守られた空間は家の中にはなかったです。

思春期は本当に辛かった。


③エアコンは一応あるにはありました。

ただ電気代節約のため稼働することはほぼなく。

昔は今ほど酷暑じゃなかったので

なんとか耐えられていましたが

冬が地獄でした。暖をとれるものは

ホットカーペット一枚のみ。

コタツもありましたが、あったかくなる部分は

壊れておりただの机と化していました。

(壊れてなくても火事になるって行って

使ってなかったと思う)

家族の体温とホットカーペットで

冬を乗り越えておりました。


④お風呂が沸きました♪

これを祖父母の家や友人宅で聞いた時に

びっくりしました!笑

ボタンを押せば勝手にお湯をあっためてくれて

お風呂に入ることができるなんて!

しかも音声でお知らせしてくれるなんて!

我が家は、【バランス釜】と呼ばれるもので沸かしておりました。

右手でレバーを押し回しながら

左手でもう一つのレバーをグルンと回して

点火するのになかなかコツが要ります。難しいのです。

しかも点火してお湯を沸かしても適温になったら

勝手に止まらないので、自分でこまめに

お湯に手をつっこんで温度を確認して火を止めないと

本当に熱湯になります。

さっきネットでバランス釜について

調べてたら、平成生まれは知らない!?

って書かれてました。

私ばりばりの平成生まれです(笑)


⑤インターホンというか実家はブザーでした。

押してる間だけ鳴るタイプの。

モニターがなく誰が来たかわからないので

子どもだけで家にいる時は、全部無視していました。

祖父母だけ、ブザーをモールス信号のように

鳴らすのでそれだけ出てもいいというルールでした(笑)



家があるだけマシだと思ったのは

麒麟の田村さんのホームレス中学生の話を

聞いた時でした。

でもお友達の家には遊びに行くのに

家に行きたいと言われたら、なにか適当な理由を作って

断らないといけないのは辛かったです。

ずっと家族の誰かが風邪ひいてることに

なっていました(笑)

(親に家に友達を呼ばないでと言われていた)


本当にまだまだあるのですが

今日はここまで✍️

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