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アウトサイド ヒーローズ

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ポストアポカリプス・サイバーパンク・ローカルヒーローSF活劇小説シリーズです。 1話完結のエピソードを掲載していきます。
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#SF

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-8

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  テーブルの上に置かれたモニターに、大写しになった…

そらまめ
3日前
1

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-7

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  時は遡り、前日の昼下がり。オオス地下寺院、悪の結…

そらまめ
13日前
2

アウトサイド ヒーローズ:エピソード14-6

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  “マスカレード”による新たな殺人が発覚したのは、…

そらまめ
2週間前
2

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-5

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  保安局の会議室を作業部屋に宛がわれたメカヘッドと…

そらまめ
3週間前
1

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-4

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  拘束されたアマネは目隠しをつけられて、黒尽くめの…

そらまめ
1か月前
2

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-3

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  吹き抜けの断崖に張り付く街が、地の底へと続く地下…

そらまめ
1か月前
4

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-2

ティアーズ オブ フェイスレス キラー 「見つからない、って……」  アマネが納得いかない、とばかりに声をあげる。 「どういうことです? 重要参考人がいるんですよね?」 「おっと、言葉が足りなかったようです。申し訳ない」  芝居がかった身振りで肩をすくめるメカヘッド。アマネはイラっとしたが、この程度はいつもの事だ。ひとまずメカヘッドの説明を待つことにした。 「それぞれの事件を捜査する中で、疑わしい人物を目撃した、という具体的な証言が挙げられています。防犯カメラに、

アウトサイド ヒーローズ;エピソード14-1

ティアーズ オブ フェイスレス キラー  錆びついた金具が動き、立てつけの悪い扉が軋みなが…

そらまめ
1か月前
3

アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-14(エピローグ)

ディテクティブ インサイド シティ 「ごちそうさまでした!」  真っ白いベッドの上でキシメ…

そらまめ
2か月前
3

アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-13

ディテクティブズ インサイド シティ  ナノマシンのヴェールに覆われた水球が、内側からの力…

そらまめ
2か月前
1

アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-12

ディテクティブズ インサイド シティ 「うおおお!」  男たちの太い叫び声が路地に響いた。…

そらまめ
2か月前
3

アウトサイド ヒーローズ;エピソード13-11

ディテクティブズ インサイド シティ 「……ウス」  カジロ班長の声に応えたのは、反対側の…

そらまめ
2か月前
1

アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-10

ディテクティブズ インサイド シティ 「どうしたんだい、お昼ご飯はまだ……」 「しらばっく…

そらまめ
3か月前
1

アウトサイド ヒーローズ:エピソード13-9

ディテクティブズ インサイド シティ 「特効薬? “ミュータント風邪”の?」  キリシマは大仰な身振りで首をすくめながら、すっとぼけた調子で訊き返した。 「そんなものが、何の関係が……」 「この薬は、元々は野生のダガーリンクスを狩るためにつくられた鎮静剤だったそうです。ただ、オーサカではモンスターの被害が多くなかったので、倉庫に大量に保管されていた。一般に販売されることもなく……」  アマネは端末機をポケットに戻すと視線を逸らすキリシマに声を荒げることもなく、淡々と