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尊敬する人:Anita Roddick<THE BODY SHOPの創始者>

今日は、私が大学生の頃に本を読み、そこから大ファンになったAnita Roddickさん(1942.10.23〜2007.9.10)について書きたいと思います。

Who is Anita Roddick?

彼女はコスメブランド、THE BODY SHOPの創始者です。彼女を一言で表すと「情熱」という単語がぴったりです。THE BODY SHOPの公式HPより、まずは彼女の経歴をご覧ください。

1942年英国のリトルハンプトンで生まれる。 両親はイタリア系移民。英語と歴史の教師をした後、世界中を旅行。帰国後ゴードン・ロディック氏と結婚。ホテル、レストランの経営を経て、1976年ゴードン氏とともに、自然の原料をベースにした化粧品を製造・販売する「ザボディショップ」1号店をイギリス、ブライトンで開店。ユニークな経営方針とフランチャイズ方式で世界63カ国、2800店舗以上を展開。

企業は環境保護など社会的な貢献とビジネスとを両立すべきだ、という彼女の経営理念は、世界中で共感を呼んでいる。ビジネス・ウーマン・オブ・ザ・イヤー(1984)をはじめ、OBE大英帝国勲章(1988)、国連環境賞(1997)、DBE女勲爵士(2003)等数々の受賞歴をもつ。

https://www.the-body-shop.co.jp/shop/e/ecp-anita/

彼女は教育大学を出て、教師になりますが、世界中を旅行するのが大好きで、夏休みに旅先ジュネーブを旅行して国連ILOの女性の権利擁護部に職を得たこともありました。また結婚してからは夫婦でB&B(Bed&Breakfast)を始めたり、レストランを経営したり。

そんな中、夫が「2年間1人で南米〜北米を馬で縦断したい」と言い出し、何か1人でできることはないかと考えたのが化粧品でした。化粧品会社を始めてからの彼女の素晴らしい話は次の章に譲るとして、本当にアグレッシブで情熱的な人生に私はとても感銘を受けました。

What is impressive?

  1. 実績として化粧品業界にさまざまな革命を起こした
    ・動物実験に反対し、ECの統一基準を撤回させるに至りました
    ・量り売りでの販売を実現しました
    ・原料は自然原料にこだわりました(これは世界中を旅した経験から、タヒチの方はカカオバター、アフリカの方はアロエベラやホホバオイルを使うから美しいのだ!と気付いたのだそうです)

  2. 「社会的な活動」と「金儲けのビジネス」を両立した
    熱帯雨林保護、エイズ予防運動、フェアトレードなど、社会貢献をたくさん果たしました。フェアトレードや動物実験反対など、事業に直接関わることもあれば、熱帯雨林保護活動やエイズ予防運動のように、本業から得た利益を使って、全く違う活動にも力を注ぎました。

  3. ビジネス経験がなくても皆が喜ぶこと、自分の直感や、やりたいことを信じて貫いたら、結果的にビジネスがうまく行った、天才タイプ
    概念として知っていたわけではないけれど、自然と「株式会社」のようなことをしたり、「フランチャイズ」を成功させていました。また、手形や掛けの概念に明るくなかったために、現金払いをし、取引先から有り難がられた、なんてエピソードもあったりします。彼女のことを、直感を信じてやりたいことを信じたらうまく行ったという、カリスマタイプだと言ってしまうと、一般人の私には程遠い話になってしまうのですが、信念を貫く、やりたいことをブラさないということは、意識できるなと思っています。

My Favorite Quotes

If you think you're too small to have an impact, try going to bed with a mosquito.

Dame Anita Roddick

「自分の影響力のなさを嘆くなら、蚊と一緒に寝てみなさい」というウィットに富んだ名言です。自分の能力のなさや、知識の足りなさに自信がなくなってしまうことが多々ありますが、影響力を持って活躍できる場所があると信じ、これからも人生を生きていきたいと思っています。

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