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リサイクルショップ巡りとは正規分布との戦い

少し前にこんな投稿をした。

トリッカーズのカントリーブーツが欲しくなった。
しかし高いからまずはリサイクルショップで探そう。
そんな内容である。

そして実際にリサイクルショップ巡りを始めた。
まずはよく行く3店舗ほどを回ってみた。
結果としては購入に至らずである。

あくまで「購入に至らず」という言い方にした。
そう、「トリッカーズが見つからなかった」ではない。
トリッカーズの目当てのブーツ自体はあったのである。

ではなぜ購入に至らなかったのか。
答えはサイズである。

宝探しを開始した1店舗目。
ブーツが置いてある棚に到達。
商品を物色し始めて間もなく、
あ!トリッカーズあるじゃん!と歓喜。
まだ1店舗だというのに、もう巡り会うとはなんて幸運。
まさに運命とはこのこと。

そんな風に浮かれた自分はすかさずそのブーツを手に取る。
しかしタグにある26.5cmという数値を見て絶望した。
自分にとってその数字は見間違いであってほしかった。

しかし、まだ望みは捨てていない。
ブーツのサイズ感は普通のスニーカーとは違う。
それは以前にも経験している。
トリッカーズだってどう転ぶかはわからない。

早速紐を緩めて足を入れてみる。
ん?足を入れてみる。
再度紐を緩めて足を入れてみる。
ん?足を入れてみる。
再度紐を緩めて気合を入れて足を入れてみる。

無事足はブーツに入った…
そう、入ったのである。
しかし、そこにフィット感はなかった。
感じるのは窮屈さ。
窮屈さを通り越した拘束感。

そりゃそうである。
なんせ自分の足のサイズは28cm。
むしろ26.5cmのブーツに足が入っただけでも健闘である。

こうしてこの運命の出会いは幻と消えた。
そしてその後の2店舗ではトリッカーズ自体がなかった。

何が言いたいか。
足のサイズが大きいのって損。
それに尽きる。

ネットで調べてみると、
成人男性の足の平均サイズは25.5〜26cm位らしい。
それと比べると28cmは大きい。
平均より大きいサイズということは、
リサイクルショップで出回る率も低いということだ。

正規分布の中心から端に行けば行くほど数は減る。
その影響をモロに受けているのだろう。

しかし、まだ諦めた訳ではない。
正規分布の端の方のトリッカーズだってどこかにあるはず。
自分はそんな運命を信じて止まない

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