最後まで走り切ることの大変さ
サッカーは非常にタフなスポーツ。
昨日の試合を見ていてそう再認識した。
単に延長戦まで突入したからではない。
負けられないトーナメント戦だからではない。
人数差という残酷なシチュエーションが起こりうるからだ。
サッカーという競技は退場者が出たら人員補充はできない。
その時点から人数差というビハインドを負うことになる。
たかが一人、されど一人。
一人退場するだけでも残された選手たちにかかる負担は増える。
案の定昨日の試合も、退場者を出したチームは疲弊していった。
みるみるうちに足が止まっていく。
辛そうな表情をするシーンが増えていく。
足がつってしまうシーンも多くなる。
見ているこちらも中々辛くなるような展開だった。
体力的にも精神的にも辛い状況。
しかし、競技は非情である。
辛いからタイム!とはならないのである。
最後の方は運動部の追い込み練習のように見えてきた。
一応自分もサッカー部だったが、
当時の走り込みの辛さが蘇ってきた。
今や自分にそんな根性は残っていないだろう。
辛いと感じたらすぐに止まるだろうし、
そもそも辛いとわかっていることはしないと思う。
最後まで走り切るタフさはそれだけで凄い。
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