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100%は幻想、最終的には90%を目指そう

完璧主義。
perfectionism。
響きや字面はカッコイイけど。


完璧を目指して何かを作る。
とてもいい心掛けに思える。
誰しもいい物を作りたいものだ。

しかし、この考えは必ずしもいい方向に働くとも限らない。
それが自分の場合である。

完璧を目指すあまり、身動きが取れなくなる。
漠然と理想の完成形を想像するのだが、
それを実現する力がなかったり、
あまりにゴールまでの道のりが遠かったり。

基本的に凝り性な性格であり、
こだわりを発揮したくなる。
つまり、最初から100%を目指して作り始めるのだ。

これが良くない。
完璧を意識するが故に、その過程の不完全さが許容できない。
意味がわからない人も多いだろうが、
簡単に言えば、0か100かなのだ。

どうしたら完璧になるか。
考えて考えて、結局初動が取れない。
無計画で作業を開始するのも良いとは言えないが、
がんじがらめになって動き始めないのはもっと悪手だ。

自分は完璧主義だと気づいてから、
最初から完璧を目指してはならないと思うようにしている。
しかし、簡単には変わらないのが人間。
理想ばかりが膨らむことが今でも多い。

6割を目指して作り始める。
なんなら4割くらいを目指してもいいだろう。
とにかく、作業を始めないことには始まらない。
0→100はあり得ない。
0→10→20→…→100くらいの心意気でないと。
なんなら終着点も90でいいかもしれない。

まずは初動の軽さを実現するべきだ。

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