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全身筋肉痛、それ即ち...

痛い。
全身が痛い。
脚が、腕が、肩が、胸が、背中が。
どこもかしこも痛すぎる。

別に階段から転げ落ちたわけではない。

筋トレの弊害である。

ここ3日間にかけて、全身を分割して筋トレした。
そう、体重を増やすことを決意したのである。

太ろうと思ったら摂取カロリー>消費カロリーにすればいい。
しかし、それでは脂肪が増えることは避けられない。
それでは不健康、それがこれまでは腑に落ちなかった。
でも体重は増やしたい。

もはやどちらかを妥協するしかないのだ。

そこで、今回は前者を妥協することにした。
不健康な行為をするのは看過する。
でも、多少なりとも罪悪感を減らすために筋トレしよう、と。

筋トレして摂取カロリー>消費カロリー条件にすれば、
筋肉も増えるだろうから多少は健康だろう。
そんな感じで話を丸く収めた。

そう落とし込めたら、話は早い。
筋肉をつけるためにはタンパク質だ。
普段の食事に鶏胸肉、さらに間食でプロテインを追加。
これで足りないタンパク質と、多少の余剰カロリーを補給。

そしてこの3日間の筋トレに至る。

筋トレ自体は鬼のように追い込んだつもりはなかった。
しかし、久しぶりの筋トレということもあり、
回復には時間がかかりそうである。

おかげで全身怪我状態に等しい。
まぁ、筋トレの醍醐味はこの筋肉痛なのだが。
筋肉痛が来るということは、効いているということ。
昨日の自分、頑張った。そう感じる瞬間である。

しかし、困ったこともある。
脚周りが筋肉痛だと歩き回るのが辛い。
肩、腕回りが筋肉痛だと腕を上げるのが辛い。
これが何を意味するか?

そう、鳥を撮る大きな障壁になるのである。

散歩を兼ねて歩き回って鳥を見つけて、
カメラを構えるために腕を上げる。
これらの当たり前の行為に痛みが伴うのである。

不覚であった。
まさかここに筋肉痛が響いてくるとは。

しかし、痛いだなんて言ってられない。
筋肉痛だからって鳥は寄ってこないし、
撮りやすいカメラアングルに入ってもくれない。

だから痛みに慣れる、
痛みを忘れる、で耐えるのだ。

全神経を鳥に集中。
さすれば痛みなど感じぬだろう。

もはや野鳥観察は修行である。


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