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ガチガチでもない優しくもないその中間

ガチガチに書くのは簡単。
やさしく書くのも簡単。
問題はその中間。


転職活動に向けて、絶賛書類を作成している。

今回は研究概要書編である。

こう見えて理系な自分。
普段のふざけたnoteからは想像もつかないだろう。
こう見えて博士号を持っている自分。
現職も研究職である。

転職先も研究職が候補に入っている。
そのため、提出書類に研究概要書が含まれている。
研究概要書とは大学時代に行なっていた研究の概要を記したもの。
約6年間の研究がギュッと凝縮した濃い書類だ。

これの難しいところは内容の噛み砕き具合である。

研究の概要は学生時代に何度も書いてきている。
専門的な人間に対して。

しかし、今回は違う。
研究職志望だから相手も研究者じゃん!
と思うところだが、一口に研究といっても分野が違う。
そして応募先は自分の専門外の分野だ。

分野外の人に見てもらう研究概要である、
ガチガチの専門用語で固めたらどうなるか。
もちろん相手はちんぷんかんぷんだろう。

必然的に噛み砕いた内容にする必要がある。
しかし、噛み砕きすぎて何も伝わらない!
ということも避けないといけない。
その塩梅が難しいのである。

専門用語は別の言葉で言い換えたり、前置きをつける。
場合によっては端折ったり追加したり。
こことそこの順番を入れ替えて…
文字数制限がある中で、そんな書き換えをするのは一仕事。

途中から訳わからなくなってきた。
頭がパンク状態である。

作るからには伝わるようにしたい。
でも頭がこんがらがってきた。

よし、とりあえず現状でエージェントさんに提出してみよう。

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