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過渡期や変化の前触れの痛みは成長痛なのか

自分の人生のなかではとても遠出!という感じの旅行に行っていたので、前後で起こっていた悲惨な事件とか卑劣なプロモーションとか、選挙の現実とかもうそういう色々の情報に追いつくとかなりしんどくなった。

旅行に旅立つ前に京アニの事件があって、なんとも言えない怒りがふつふつとお腹の底とかから湧き上がってきた。Twitterでもブチ切れている人らがたくさんいたし、TLを眺めているとしんどくなってきたのでTwitterを閉じた。犯人や悔しさなんかには言及しないと決めた。

それから自分がTwitterにいることが多かったからなのか、明らかに今回の参議院選挙は若い層の選挙に向かう流れが今までより違っているんじゃないかと思った。芸能人がたくさん選挙について意見を言っていたり、選挙に行こうって言っていたりしてた。あとネットで自分の持つ意見はどの政党を支持していることになるのかを診断できるサイトもいくつか挙がっていたし…。

私は投票日に帰国する予定だったので、期日前投票を済ませていた。実は開票の速報でちょっとみんなの苦しい思いが選挙結果に反映されていることに希望的観測を持っていたけど、ふたを開けたら相変わらずの投票率の低さ…。結局与党が勝つ、「まじか~」とぼうぜんとしてしまう。

そもそも40代以上の世代の層は若者層の3倍近い人数がいるので、若者の民意を反映させること自体が不可能!という意見を見たり、「ほら~結局むだじゃん」のこの流れ・・・・かなり悔しいなと思った。

海外に行ってみて、自分の国のよさや自分が恵まれた環境で暮らしていることもなんとなく分かったけど、帰りの飛行機に向かう特急列車のなかで『自分の国のいいところ』を必死に検索していたのはなんでだろう…そう思った。

Twitterのトレンドは異国の地のトレンドに変わっていたけど、TLはセクハラ・パワハラの炎上プロモーションで大きく盛り上がっていて。二次的に炎上する人も怒っている人も楽しんでいる人もたくさんいて、今この流れでこういうネタで盛り上がっちゃうの???????ってひたすらに首をかしげた。

やっぱり自分が何かを考えたり、おかしいことをおかしいって怒ることも、悲しむことも無駄なのかなって打ちのめされる。いまはTVから吉本の会長がいまかいまかと会見する様子が実況中継されている。

でも絶対いやだという声を挙げるのを辞めない。と強くツイートしている人もいた。この国が泥船なら、泥船が沈むその時まで自分がその様子を書き続けていくと意を決している人もいた。

未来と過去がつながっていっている。

私は自分にできることを…少しずつやっていくしかない。



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