「米業界の虎屋になる」 オリジナルブランド、古式精米、独自のやり方を貫く米屋「隅田屋商店」代表 片山真一さん
こんにちは!おむすびスタンドANDONがプロデュースする美味しいあきたこまちと秋田の食材を取り扱うオンラインストア「なまはげ印のお米やさん」です!
このnoteでは、オンラインストアの食材がより楽しめる生産者さんへのインタビュー記事やANDONに関わりのある方々のインタビュー記事を随時UPしていきます!
今回は、お米の精米をお願いしている隅田屋商店代表取締役 片山真一さんにお話を伺いました。
さっそく、こちらの紹介動画をどうぞ!
ここからは、インタビューをQ&A方式でまとめた短編を掲載しています。
Q 隅田屋さんはどんな会社なんですか?
A 1905年創業のお米の専門店です。もち米の専門店として始まりました。精米には代々受け継がれてきた大型循環式精米機を使用して、ゆっくり、じっくり外側だけを削り、お米本来の香りと旨味をしっかりと残すよう心がけています。
Q お店のこだわりはなんですか?
A 先程も申し上げたとおり、うちでは昭和26年製の大型循環式精米機を使って、古式精米法というやり方で精米しています。普通の精米機というのはワンパスといって一回でお米の皮を剥いてしまうのですが、うちの機械はマニュアル機みたいなもので、好きなタイミングで止まられるんです。それに、今日本にはお米の種類って470種類くらいあるんですが、普通の精米機は一番小さなお米が削れる設定にしてあって、どうしても剥きすぎてしまうんですが、うちの精米機はサイズを調整できるので、お米に合わせて旨味を残す精米ができるんですよね。
(古式精米の様子)
Qお店との関わり・きっかけは?
A お店のオーナーの武田くんと共通の友人がいて、ある時、「面白い生産者がいるから、会ってほしい」と紹介されたんですよ。それで、実際に店に来てもらって色々お米のことを教えてあげたのがきっかけで、ANDON日本橋・下北沢店のお米はうちで精米させてもらってます。
Q お米屋として目指す先はありますか?
A 僕はよく「米屋のとらやになりましょう」と言っています。とらやの羊羹て、中身は北海道産大納言小豆100%なんだけど、お店にいくと「とらやの羊羹」って売っているわけですよね。でも、お米屋さんはあきたこまち100%って売っていて、自分も同じ売り方をしたら価格競争に巻き込まれるじゃないですか。だから、うちは安売りに徹することではなく、うちの特徴を出すやり方を考えました。だから、時間がかかっても古式精米法をずっと続けてますし、うちではお米を「隅田屋米」として売っています。他にも贈答用のパッケージをデザイナーと一緒に作ったり、海外に展開したりもしています。これからも「米屋のとらや」を目指していきたいですね。
いかがだったでしょうか?こだわりの古式精米法で精米されたトラ男米は冷めても美味しく、さっぱりしてるのに旨味がギュギュッと詰まった味わいです!気になった方はストアの方からご購入いただけます。
今回は抜粋した短編でしたが、後ほど公開予定の全編記事では、精米で実際お米はどう変わるのか? 片山さんが目指していることなど更に深くお聞きしていますので、チェックの方よろしくおねがいします!
隅田屋商店→http://sumidaya.jp/
なまはげ印のお米屋さん(オンラインストア)→https://andon.base.shop/
ANDON日本橋店→https://andon.shop/
ANDON下北沢店→https://shimokita.andon.shop/
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