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ジャカルタ花事情

わたしは今ジャカルタに駐在している。

初めての海外駐在ではあるが、これまで留学したり、仕事で海外に長期滞在したことがあるので、どうやって生活環境を整えていくかというのは心得ていると思っている。

自分が日本で送っていた生活スタイルをここでもキープしていくために、必要な要素として、“花”がある。

男が花を飾るって、なんか女々しいと思ってたけど、わたしの好きな風水の本で、家の生きた花や植物を飾ると良いと書いてあった。風水大好き人間としては、試してみる他ない。早速花を買ってきて飾ってみたら。。。

なんて華やかな気持ちになるんだろう!部屋がグレードアップしたような、やはりなんだか余裕のある大人な自分にアップグレードしたような気持ちになった。
そこから、季節ごとに旬の花を飾るようになった。

あと、飾っていて気づいたのが、視覚のみならず、嗅覚にも良い効果があるということだった。朝起きて洗面所が花のいい香りがすると、すごく気持ちが高揚する。

ということで、ジャカルタでも花屋を探した。

でも、ないのだ。日本だと調べれば家の近くに数軒はあるはずの花屋がない。
スーパーに花は売ってるのだが、大体胡蝶蘭の鉢植えだ。。でも、日本では考えられないくらいです安い。日本で1万円のものが1/3くらいの値段だろうか。それとて、部屋に胡蝶蘭を飾る気にもなれない。。役員にでも就任したのかよと毎日自分で突っ込んでしまいそう。

色々探していると、Pasar Bunga Rawa Belongという花の市場が割と家の近くにあることに気づいた。なので、行ってみると、明らかにどローカル感。。。治安悪そう。。。
と最初は警戒したが、そもそもみんな仕事してるし、気にしてたのは自分の方かもしれない。
慣れないインドネシア語で値段を聞いて、大輪の薔薇が400円くらいと破格な値段に耳を疑った。

そこから毎週花を調達しにその市場に行っている。日本のように四季がないので、決まってあるのは菊、薔薇、百合といったとこだろうか。たまにカーネーション、紫陽花なんてのがある。

やっぱり花を飾ると気持ちがいい。

彼氏も喜んでくれるといいな。

いないけど。

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