ほぼ毎日要約55

要約
政府は、家庭の経済力による進学格差の問題を解決するために「出世払い」の貸付主学金を創立することを決めた。在学中の授業料を国が立て替え、学生が卒業後一定の年収を超えたら返済を開始する。しかし、その年収をどう設定するのかが課題だ。事実、出世払いを導入する他国の未回収債権比率は日本より高い。持続可能な制度とするため、幅広い議論による丁寧な制度設計が求められる。

意見
一定の年収を超えたら返済する、という債務者自身に行動を求める制度はうまくいかないだろう。卒業後に返済しない間は「〜できない」「デメリットがある」などの制約を課せば、就職に対するモチベーションにもなり得る。そういった思い切った制度設計が必要だ。

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