【140字小説】多様性に配慮したペットショップ

「ここ、犬や猫はいないんですか?」
「アレルギーの人に配慮しました」
「蛇見たいんですけど」
「見た目が苦手な方もいますので」
見回すと、店内にペットは1匹もいない。
首を傾げて店を出ると「多様性に配慮したペットショップ」と看板が出ていた。

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