蒼天航路の名言④やっぱり学ぶ者が勝つ
ノドに名言があると見えづらくて…
覚えなくて凄い奴もいるが
最後は覚えている奴が勝つ
(第12巻・その百三十九「大魚と大袋」より)
兵法がわからないと話す劉備に対し、曹操が兵法書を読むことを勧めるシーン。一度は応じた劉備ですが、曹操の膨大な書庫と、彼の知識量(というかパフォーマンス量)に圧倒されることになります。
直接的には兵法の話ですが、ひたむきに知識や情報を身につけることが、最終的に天賦の才を凌駕する、という意味で捉えれば、学ぶことそのものの大切さを曹操は言っているのだと思います。
作中、曹操が兵法書を読むシーンは全くありません。書や詩も同じく。でも描かれていないだけで、膨大な量を猛烈なスピードで学んでいるのでありましょう。いわんや凡人をや。
ちなみに劉備が
ある! ある!
やっぱ孫子からかい?
それとも り……り……
と言ってますが、この「り……」は「六韜」ですよね、たぶん。
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