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3D、もしくはUnityとの遭遇

こんにちは、なるーらぼです。
外出を自粛しているなか、コツコツ学習をしている方もいらっしゃるかと思います。
じつはわたしも珍しく学習しておりまして、それはVTuberについてです。
どのあたりに引っかかったかといいますと、三次元モデルをあんなに簡単に動かしてプレゼンスを発揮するところです。
少しずつですが、どういったものでつくられているか、どうやって構成されているのかを学ばせていただいています。

たのしいところ

VTuberを支える技術はいろいろありますが、もっとも入りやすかったのがUnity関係のところです。
わたし自身はUnityについてまったくの素人ですが、これら関連の技術によってつくられているVRMというファイルをUnity Player上でゲームかのように動作させることでアバターに人格をもたせたようなプレゼンスを発揮させているのだな、というところまではわかってきました。
そんななか、おもしろいものを見つけました。VDRAWという個人の方が開発されたツールです。
VRMさえつくってしまえば、このツールのなかでペンやキーボード、ゲームコントローラをアバターが操作しているような状況をつくりつつ、実際の動作に同期させて見せることができるというものです。
VRM自体も、pixiv社が公開しているVRoid Studioなるツールでベースとなるサンプルモデルから編集することで比較的簡単に作成することができます。
このほかにも、VRM規格自体を開発したドワンゴ社の関連会社であるバーチャルキャスト社が提供しているバーチャルキャスト、同様にカスタムキャスト社が提供しているカスタムキャストなども試してみました。

これらの面白さは、わたしにとってはギャップです。
画面は同期しているのに、見た目はアニメ的なアバター、実際にやっているのは40代のおっさんというギャップです。
それに、Unity自体はC#で動きをプログラミングすることもできるということもあるので、自分でもUnityをやってみようという動機ができました。

つらいところ

逆に現時点でつらいところは次のとおりです。

1.コンピュータリソース(CPU、メモリ)を結構つかう
2.VRMのエディットはいいが、細やかな衣服などアイテムは自作するには厳しい
3.3次元についての知識に乏しい

1点目については古いSurface Pro3では、というところですがCore i5くらいはないと相当厳しいです。
VDRAW評価版で試してみたところメモリ4GBでは所詮…といったところですので、Core i5、メモリ8GBはないと楽しむことができないでしょう。

2点目については、テクスチャとの遭遇です。あんな展開図みたいなものをBlender?というようなモデリングツールで作成する必要があるようです。
3点目については、そもそもと言いますか…

Unityとの遭遇

ということで、GWの間にUnityもすこしかじってみました。
UnityそのものにあるチュートリアルとQiitaにあった入門記事の内容に沿ってゲームを書いてみました。
いずれをやってみても気づいたところとしては、概念を理解していくことでつくりかたがわかってくるということ、実際にやってみることで概念を具体的にわかるようになるということです。
単語や公式マニュアルを見ても「なんとなく」でしかありませんが、そういう考え方なんだなということがわかるようになるには実際につくるしかないということです。

ただ、チュートリアルだけやってもダメだなということも非常によくわかりました。
ちょっといじる程度であれば十分かもしれませんが、きちんと使おうとするとやはり学習が必須です。
もちろん、知らないことを知るのは非常に楽しいんですが!!!!

何度かつくってみないといけないな、というのは料理なんかと同じですね。
とはいえゲームだとこどもたちからすると非常にわかりやすいようで、忌憚のない意見をくれます。
こういうものも「やってみるものだな」という気持ちになりました。

さいごに

Unityに付属のチュートリアル1つをやるぶんには15分もかからないと思います。
Qiitaにあった入門記事をなぞるのも1時間くらいで十分にできました。
きっとプログラミングや3Dに慣れている方なら、改造しながらすすめることもできるくらいです。
そこまでたどり着くためには10GB近いディスクの空きスペースを確保することなどコンピュータリソースをかなり準備しないといけないかもしれません。
もし用意できるようでしたらということにはなりますが、空いているPCでやってみようかというところには厳しいです。
このあたりの制約も、一部の方しかできないということの要因なのかもしれません。

時間に、こころに、PCに、余裕と学習意欲のあるかたはやってみてもよいのではないでしょうか。


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