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今日の1枚はこれ! Led Zeppelin 『(無題)』(1971)

はい、ド定番シリーズです。ウケが、いいので笑。

レッド・ゼッペリンは、実は通ってこなかったミュージシャン。でも「ロックン・ロール」や「天国の階段」は、(無謀にも)バンドでコピーしてライブで歌ったことがあります。そのために、聞きました笑。ピッチピチのパンツは、履かなかったけどねwww。

このアルバムは、レッド・ゼッペリンのアルバムの中で、ダントツに売れた作品。アメリカで、7番目に売れたアルバムとされている。

【アルバム名とアートワークス】

(無題)としたのは、正式な題名がないから。アルバムには、正式なタイトルがついてない。そして、一切の情報やクレジットもなかった。これは自分たちに冷ややかなライターへの復讐のためにやったという事だったが、当然、上層部からかなりお怒りを受けたらしい。しかし要求が通らなければ、マスターテープは渡さないという強硬手段にでて、このアートワークで発売にこぎつけたそうだ。
ちなみにアルバムは俗名として、4つのシンボルが並んでいるから『フォー・シンボルズ』、シンボルがZOSOというアルファベットの組み合わせのように見えるので『ZOSO』、4作目と言うことで『レッド・ツェッペリン IV』などと呼ばれている。

【作品全般について】

とはいえ、このアルバムは、アートワークスへのこだわりにあるようなコンセプトアルバムではないと思う。そもそもレッド・ゼッペリンは神秘的な雰囲気から、悪魔的だとかオカルト的だとか、反戦のメッセージが含まれているだとか言われることが多いが、1曲もプロテスタントソングを歌ってないし、ジミー・ペイジ自体が、楽曲に深い意味を持たせる事への嫌悪感を抱いている部分もある。
また、ともすればハードロックやヘヴィメタルの代表のように扱われ、本作も歪んだギターや前衛的なリフなどから、その印象を受ける部分があるが、決してハードロックだけではない。もともとジミー・ペイジは、レッド・ゼッペリンをアコースティックなバンドにしたかったという話もあるし、本作ではアコースティックギターだけではなくマンドリンや12弦ギター、エレピ、そして女性ボーカルの起用など、ハードロックというジャンルに収まらない様々な楽曲をひとつにした不思議なアルバムのように思う。(違ってたら、ごめんちゃい)

【少し楽曲の紹介】

A01「ブラッグドック」を聴くと、(あれ?針飛んだかな?)って思う。(ギターとドラムがあってないんじゃないの?)って、感じる気持ちわる~いとこがあります。これは、ドラムが4/4拍で打ち続けていながら、ギターは休符が入って違うリズムで奏でられているので、そう聞こえるらしい。(こういうのをポリリズムというらしい)
A02「ロックン・ロール」は、誰かのカバーだと思ってた。(わざわざ、こんな曲やる?)って思ってます。(このドラムのイントロで、入れる??)という曲。
A04「天国への階段」とにかく、これ。3部構成の8分以上の曲。もうクラシック。もう組曲。アコースティックギターとエレクトリックギターの融合が、もっとも完成した曲のひとつ。同じコードパターンが繰り返されているようで、楽器数を増やしたり、コードの中に新しい要素を加えつつ進行している。さらにリズムも、だんだんと早くなるなどの工夫がされています。(…この曲のギターソロ、めっちゃ好き!!)

B01.「ミスティ・マウンテン・ホップ」は、ロバート・プラントお気に入りの曲。
B02「フォア・スティックス」、これも変則リズム。(このギターで、ドラムはこれでいこう!って良くなるなぁって思います。)
04「レヴィー・ブレイク」、ドラムセットを老朽化した邸宅の石段の吹き抜けに設置し、マイクを高く吊るして録音。邸宅がもつナチュラルな音響を利用して、この曲の冒頭の強烈なバスドラムのキックとスネアサウンドを作りあげたそうだ。

【逸話】

「天国への階段」の冒頭部のギターによるアルペジオは、楽器店でギターの試し弾きをする際に頻繁に用いられるため、店員がすっかり飽きてしまい「天国への階段禁止」の掲示を出していたらしい。

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Led Zeppelin IV [REMASTERED ORIGINAL VINYL 1LP] [12 inch Analog]



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