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聴く、受け入れる、話す、決める

頼もしいバディと対等に話すこと

先月のオンラインライブの際に頼もしい助っ人が来てくれた。
それは、10歳の甥っ子。
昨年のステイホームの時も「春休み親子体操」と銘打ってインスタライブを嫌がりもせず一緒にやってくれて、みんなから大好評でした。
YouTubeとか大好きだし、自分で動画を撮って編集もできたりする2000年代生まれ。
なので機械系もこちらよりも詳しかったりするし、正直ライブを一人でやるのが心細かったので笑、試しに聞いてみたところ、快諾してくれた。
と、言ったものの今回は本当にど真剣なライブ。
物音たてたりせずに1時間我慢できるかなと多少心配したけれど、「大丈夫絶対喋らないし、与えられた仕事をする」と約束した彼を信じて、ライブに臨む。
結果は、大成功。
カメラの設置、マイクのテスト、ライブ中はカンペを出してくれたり、タイムキーパーをしてくれたり、もう本当に心強く頼もしい助っ人でした。
助っ人と言ってはいけない、バディでした。
バディには夕方の5時から夜9時にライブが終わるまで4時間も働いてくれた労力に対して、しっかりとアルバイト代をお支払いしました。

聴く、味わう、そして話す

今日はそのアルバイト代と自分のお小遣いを持って、バスケットボールシューズを買いに行きました。
予算とチームメイトと被りたくないと言う条件から自分が納得するものを選んで行く真剣勝負の始まり!

彼が最初に手に取ったのが、左側のシグネーチャーモデルで大人用。
機能的にも優れた商品で、デザインもかっこいい。
履いた感じも良いらしい。
わたしが良いなと思ったのは、右のモデル。
ヤングアスリート向けで、現在の彼には適したシューズ。

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今までだったら、説き伏せてこちらの推しを買うパターンだったけど、
もう10歳、本人なりに感じてシグネーチャーモデルが良いと判断したと思うので、それを聴きつつ、こちらの意見も言ってみた。

と書いたら穏やかだけど、最初は相当バトリ気味。
伯母と甥は結構ケンカをするんです笑
姉弟並みの笑笑
今日も最初はそうだった。
でも、わたしが途中でそのパターンを止めて、聴いて、受け入れる、自分も同じ体験をしてみた。
そうしたら、足の問題が見えて来て、それを解決できる方法を考えることにしてみた。

子どもだと思って言い包めてはいけない、自分が子どもの頃は言い包められて(これは言った方からしたらそうではなかったかもしれないが、わたしにとっては言い包められた感じ)自分の思いを伝えられずにいた未完了のコミュニケーションの経験が多々あったので、どうしたらその問題を解決できるかを提案してみた。

その後約1時間、一緒に悩んだ。
お店の方も温かく見守ってくれて、何人かの人が声をかけてくれている。
一人のお客様として、対応してくれている。
背の高い人は、身体を屈めて対応してくれている。
そこにいるみんなが彼の悩みを味わって、体験して解決しようとしている。
すごい時間を体験した。
結果、彼が選んだのは、右のヤングアスリート向けのシューズ。
気になっていた足の問題を解決するソリューションが納得できたから。
わたしも納得、みんな納得。
見て!満足気にレジに向かう後ろ姿。

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怪我なく、楽しく、バスケットボールを続けて欲しい。


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