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剪定した枝をつかって保育園でリースを作ってみよう♫ の練習

身近な人のお仕事を知る、地域社会の文化に親しむ。MomoDa の通う認定こども園ではそんなステキな取り組みをされていて。昨年秋にワインのことや葡萄のことを子どもたちの前でお話してきました。

スライドショーでわかりやすく

MomoDa にもお手伝いしてもらい、スライドショーで葡萄が育つ様子を見てもらったり、クイズを出したり。実際に葡萄を見てもらい、黒ぶどう白ぶどうを一粒づつ試食する時間を設けたり。

そして子どもたちが葡萄のことを楽しく学んでくれたらいいなと、MomoDa が収穫したシャルドネとピノ・ノワールで葡萄ジュース作りをしました。

くろぶどうジュース
しろぶどうジュース

ビニール手袋をつけて手で絞ります。皮は黒いのに中は白いピノ・ノワールに驚いたり、ひんやりと冷たくムニュムニュとした気持ちのいい手触りを楽しんだり。

シャルドネは果汁だけを、ピノ・ノワールは皮ごと煮沸してジュースに皮の色素を移す。2色のぶどうジュースをみんなで「かんぱーい♫」しました。


このぶどうの授業をしてから7ヶ月くらいが経っているのですが、未だにワタシの顔を見ると「ぶどうおいしかったよ」「またジュースつくりたい」と声をかけてくれる子どもたちがいて❤︎まだ4歳5歳の小さな子どもたちの記憶に残ってるんだなと、嬉しくなります。

さぁ今年は何しよう❤︎


クリスマスのリースを作ってみたら?

葡萄たちが眠っている冬の間に、剪定した枝。

メルロ、カベルネ・フランの枝

バランスよく果実をつけ、質のいい葡萄に育てるためのとっても大切な作業「剪定」。どれを切ってどれを残すか、若林が悩みに悩んで想いを込めて切ったもの。


本来なら廃棄処分となってしまうこの枝たちを使って♫ぐるぐるっと輪っかにしてクリスマスのリースを作ってみたらどうかな?

それいいねぇ♫


もりもり山盛りの枝の中から細くて長くて綺麗で、くるくるとした可愛いツルが残っているものを選んでいきました。

尖っていたり引っかかって危なそうなところはハサミで丁寧に取り除き、50本弱を運びます。

車に乗せて持ち帰りたいので、あっちへこっちへ向きたい放題の枝をギューーっと紐でくくりコンパクトにまとめました。

長さも揃えていい感じ

うまく輪っかになってくれるかな。


練習してみよう

葡萄の枝はよく曲がる…はずなんですが、いきなり丸めようとしたらミキミキっと芯が折れている音が…

MomoDa が赤ちゃん時のお風呂

お湯につけてみました。朝からお昼まで4時間ほど。

ツルが可愛い

曲がるねぇ曲がるねぇ♫

お湯に浸けておいた枝はしなやかに曲がってくれます。ほどけないようぐるぐると絡ませながら綺麗なまん丸にできました。

MomoDa の頭の中にはすでにイメージがあるようで、TOPに飾るリボンをチクチクと縫い始め、中に綿を詰め、ふかふかふわふわのリボンを作り上げました。

選んでおいたお気に入りのビーズをグルーガン(スティック状の樹脂を熱で溶かして接着するもの)でくっつけたら…

❤︎

キャンディがいっぱいくっついたリースが完成です。

かわいい❤︎

あまり時間をかけず、とっても楽しくてとっても可愛い。長い時間集中することが難しい子どもたちにもコレならできるね。

そして課題も見えてきた。

前の晩から園でお湯orお水に浸けておくとして。
➀子どもたちの力で曲げられるか、絡めて輪っかにできるか
➁たくさんの子どもたちがいるお教室で長い枝…危なくないか
➂グルーガン危ないんじゃないか

まず MomoDa にできるかを試してみてから、先生方と相談して決めることにしましょう。

できることや安全面を考え、年長さん年中さんだけでやろうかと思っていたのですが、MomoDa の想いは違いました。

年少さんも一緒にやりたい♫ と

解決策として、曲げたりぐるぐるしたりは危ないから前もって輪っかにしておいてあげる。グルーガンも火傷したら大変だから木工用ボンドを使う。ボールみたいなものにボンドをドバッとと入れておき、ビーズとかくっつけたいものをドボンしてペタッとする。を提案してくれました。

できるように工夫を。その発想その提案。勝手にできないと決めてしまったワタシはハッとさせられる。

素敵な案をありがとう❤︎


園長先生からのオーダー

試作品の写真を見せに行くと…「いいねぇめっちゃいいねぇ。先生にも作ってきて!」と園長先生。「いいよ❤︎」と MomoDa 快くお返事を。

後日、またお湯に浸けぐるぐると輪っかを作り

TOPにくっつけるてんとう虫をチクチクと。

園には植物専門の先生がいらして、昆虫との連鎖を考えられた植物がたくさんたくさん植えられていて。お庭にはてんとう虫がたくさんいるのです。

ハートと6この星がついたナナホシテントウ出来上がりました。

おうちのリース第二号にくっつけるお花も❤︎

右 第一号 左 第二号

第二号がものすごく小さいのは…力任せに曲げた(ワタシが)結果ポキンと折れちゃいまして(笑) なんとかかんとか輪っかにしました。折れてもなんとかなる!ということが判明しましたYO。

カラフル

コレが園へプレゼントするもの。てんとう虫が葡萄を食べていたり、うさぎさんがいたり。男の子も女の子も楽しいようにと色とりどりのビーズを選びくっつけられています。

みんな喜んでくれるといいね。


さぁ。今は5月。
リース作りの授業をするのは11月(笑)

あと半年もありますが、輪っか作りのコツと課題は見えてきました。秋にはみんなで近くにある大きな公園へ行き、どんぐりや松ぼっくりをひろって、色をつけたりビーズとかくっつけたり。リースの飾りとなるものを作ってもらう予定にしています。

ワクワク♫


シリーズやってみよう vol.3

昨年のジュース作りの授業の練習↓


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