初恋真っ只中の彼女は今年も玉ねぎを植えた
「だいすきだよ❤︎」
ゆっくり丁寧に、大きな字でただそれだけを書いたお手紙を、週に3度は書き園へ持っていく。お手紙は朝先生に渡し夕方帰るときに相手に手渡してくださるシステム。
「だいすきだよ❤︎」
ただ一言だけ書いたお手紙はだいすきなTくんに手渡され、数日後にお返事が返ってくる。
「ぼくもだいすきだよ」
「きょうねおとなりでおやつたべたよ」
「いっしょにおにごっこしたの」
「おててつないだんだよ」
「ふぉっこがすきなんだよふぉっこ」
「きょうおしゃしんとったんだよ。Tくんのとなり」
「ぎゅーってだっこしてあげたんだよ」
走るのが早いこと。泣いてる子によしよししてあげていたこと。お誕生日は4月なこと。ウルトラマンが好きで今はポケモンに夢中なこと。
お夕飯の時、お風呂に入っている時、お布団の中で。彼女はワタシがゆっくりとお話を聞けるタイミングをよく解ってくれている。他のことをしながら…ではなくちゃんとお顔を見てゆっくりと聞ける時にいつも、Tくんのお話を聞かせてくれる。
そう。彼女は初恋真っ只中❤︎
こんなにもシンプルにストレートに、何にも惑わされず臆せず、自分の気持ちをまっすぐに相手に伝えられるタイプなんだと。初めて知る新たな MomoDa にキュンとする日々。
こんな話を聞かせてくれるのも今だけなんだろうな。そしてここnoteでこんなお話しちゃって、いつか怒られるんだろうな。笑
今年も玉ねぎを植える
自分たちの食べるお野菜を自分たちで育てたい。そんなことをやりだして2年?もっとかな。3年?くらいがたつ。
今年も11月の終わりに玉ねぎを植えに。
「おネギだ!」初めてこの姿を見て2人でびっくりしていた1年前がもう懐かしく。この細い細い青ネギのような苗を植えると大きな大きな玉ねぎに育つ。
経験とはすごいものです。1年前に1度やったこの玉ねぎを植え付けるという作業。5歳の MomoDa はしっかりと覚えていて。せっせせっせと植えていきます。
根っこが土の外に出てると養分や水分を土から吸い込めなくなっちゃうので、根っこはぜーんぶ土の中へ。と、丁寧に教えてくださっているところ。
①細いおネギの根っこはクルクルと白い部分に巻きつけて土の中へ
②白い部分は1cmくらいだけ土に埋める。埋めすぎない。
③小さな新芽はちゃんと外に出してあげる
この3つの注意点に気をつけながら今年は1人で植えられました。
36本。大きく元気に育ってね。
冬のお野菜の収穫
今年も♫冬のお野菜の収穫をさせていただきました。
ワッサワサとイキイキ元気に育つにんじん。
色白で、スベスベお肌のべっぴんさんのカブ♫
そして…
椎茸を栽培しているところを見せてくださって❤︎
ワタシも生まれて初めて見ました。
たくさんの原木?というんでしょうか、切り株?みたいな木から椎茸が。まだ成長の途中だそうでニョキニョキとは出ていませんでしたが、ちらほら見える椎茸に釘付けの MomoDa でした。
いいもの見せてもらった❤︎
収穫させていただいたお野菜たち。
恒例の背くらべ。比べるまでもないほどに MomoDa が大きくなったことがわかります。
葉っぱも全部いただきましょう♫
ピーラーでヒロヒロにしたにんじんを細切りに。洗って手でちぎった葉っぱと一緒にかき揚げに♫
コレ、にんじんの葉っぱが1番美味しくたべられる食べ方ではないかと思っています。にんじんは「セリ科」の仲間。セリやパセリ、セロリなんかと同じカテゴリーになるそうで、葉っぱからは爽やかな香りがします。苦味もややありますが揚げることで和らぎます。
米粉とお水 1:1 にした薄衣をつけています。
味付けはお塩だけ。
*冬のお野菜もりもりご飯* の完成です。
ご飯にはカブの葉っぱの浅漬けを乗せて♫
サックサクの軽い歯ざわりのにんじんのかき揚げ。甘みがすごいんです。もはや、みんな大好きフライドポテトを超えるんじゃないかという美味しさ。
葉っぱ付きで売られているのも食べられるのも、ほんの一時ですが、葉付きにんじん見つけたら是非やってみてほしいです。
備忘録
とまあ、MomoDa の初恋と玉ねぎの植え付けは全くもって関係ないのですが、この記事を読んで「玉ねぎと恋も育て中やね」と言ってくれた友人に救われました(笑)。いつの日か、自分の初恋を思い出したいくらいに大きくなった時、コレを読んで欲しいなぁと思っています。
MomoDa のお絵かき帳を振り返って見ていたら、今年の初め1月の絵に、すでにTくんが登場していました。そういえばこの頃くらいからTくんの名前を聞くことが増えてきたんだなぁ。
もう1年近くずーっとTくんのことが好きなんだな。
シリーズやってみた vol.86
一年前の植え付けの様子です↓↓↓