伝わる文章を書くために「立体感を演出」せよ。
「話すことは得意だけど書くことは苦手」というあなたへ。
「話す」際には、ジェスチャーや抑揚、表情など、使えるものが山ほどある。
反して「書く」際に使える武器は少なく、視覚情報だけで伝える必要がある。
今日は、ライターの私が、
「伝わる文章」を書く際に意識していることをまとめてみる。
①「具体例」の提示
話すのが得意な方は、要点をかいつまんで話すことができたり、何かに例えて伝えることができる。
それを文章で表現するとなれば、いかに「具体的な例」を入れこめるか、にあると思う。小難しい説明はいらない。
でも「例示」は必須。
これは「文章に感情をのせる」ためにも有効だ。
オリジナルのエピソードとその時感じた心の変化(喜怒哀楽)を【できるだけ具体的に】文章に入れ込む。
「実際に、私はこうだった」
「正直、無理だと思ったのに」など。
とにかく、固有名詞をたくさん使うこと。
これは、AIにはできない技術だし、他者と差別化もできる。
②伝えたい事項の強調
重要性を伝える時、話す際には、あえて小声にしたり、言葉のみを強調したりする。
文章でその表現は難しいため、
「」や【】を使ったり、太字にしたり、箇条書きにしたり、する。
乱用すると読みづらいが、【目立たせる】ことで、「伝えたいこと」がそのままきちんと伝わるように。
③読みやすさへの配慮
「小学生でも読める」ことを何よりも意識したい。
読み返さなくても理解できる文章を作るために、難しい漢字は使わない。
句読点を乱用しない。一文はできる限り短くする。
読みやすさのためには、文章が幼くなってもいい。
誤解が生まれそうな表現は、事前に補足を入れておくのも◎
書き方で、人生は変わる。
一つ一つの配慮により、文章は、一気に垢抜ける。
「立体的」に変化することができる。
もちろん書き方に正解はない。
話すことが得意なら、得意を活かして闘っていけばいいと思う。
ただ、働き方が多様化した今、「文字のみのやり取り」をする機会が格段に増えているのは事実だ。
例えば、顔も分からず、話したこともない人にメールで自社製品をPRする機会があったとする。
無難に挨拶をし、製品説明を簡単に行いpdfデータを添付する。それでも十分。
ただそこに「感情」を載せて、まるで話しているかのように伝える技術があれば。
「この人に任せたい」と思わせる熱量を表現できれば。
その先の関係性はより良いものになると思う。
就職・転職や婚活、子育て。ありとあらゆる場所で文章を使う機会は、本当にたくさんある。
「伝えたいことを伝えたいままに」
「読み手が気持ちよく感じられる」
そんな文章を紡げたら、人生はより鮮やかになっていくんじゃないかなと思う。
私はやはり書くことの魅力に取り憑かれているようです。もっと解像度を上げるべく、精進します。
moon
『ベストセラー作家になる』これが私の夢です。40歳までに形にします。もし、「エッセイ、よかった!」「頑張れ!moon!」と思っていただけたら、温かなサポートをお願いします!有名になって「あの時サポートしたんだ!」と思ってもらえるようにいたします✨(強気!笑)