語らうお隣さんと、恋をして ①




ある晴れた日、空いたお隣さんに
誰かが引っ越してきたみたい

壁突き破っちゃうような天然さで
自分のことは後回し
やさしい石鹸の香りがするひと

花吹 太郎さん

年下の彼は、上司でした。


『月が綺麗ですね』

「はい、とっても」


さて、さて。
今日も、向かい合って。

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ちょっと世話焼きなふたりの話。



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