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Nakuriyu
2021年4月17日 23:11
『夜と海』の最終巻を読んだ。稀有なまでに綺麗な完結だったと思う。読者として無名の関係性を求めることは多いが、そういった例を実際に見届けられる機会は多くない。意図して描かれたものであればなおさらだ。商業的多数派の漫画はどうしても画一的な方向に流れるもので、個人的にそれに流されている感も否めないが、久方ぶりに突き刺さるものに出会えると、充足度合の違いを実感せずにはいられない。読み返すと、非線形的な