白菊の色は本当に移ろうの?
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
本日は紫式部が主人公のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送初日。
平安中期が好きなは楽しみでなりません。
白菊の色は本当に移ろうの?
白菊を植えてみた
さて、私は11月初旬ベランダに白菊を植えてみました。
実方の朝臣のと文をかわしていたが、蔵人(橘)行資と懇意になっていると聞いて、この女の部屋をうかがって、会っているのを見て詠んだ。
朝が来るたび、庭の白菊を見れば、霜で痛々しく色が変わってしまった。あなたの心も少しずつ、そいつに移ってしまったんだね。
白菊は色が移ろうというけど、本当なんでしょうか。
白菊は霜にあてられると紫に染まっていくのだとか。
「移(うつろい)菊」と言います。
茶色く枯れた菊の花しか見たことがないような。
これは平安時代にあった品種ではないと思いますが、まあ、いけるでしょう(雑)
11月下旬
11月下旬、たくさん咲きました。
今年は暖冬なので、どうなるかな。
12月
そして、ついに
そして、本日。
ちょっとお正月の忙しさにかまけて、見るのを忘れていたら、紫に花びらが染まっている!
(半分茶色くなってますが)
感動して、藤原公任卿にお伝えしたくなりました…
(ただし、公任の歌は菊を霜と見紛う歌が多いようです。)
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