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シックスペンスコイン

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚式で花嫁に幸せを呼ぶ風習のひとつに、「サムシングフォー」というものがあります。
「サムシングフォー」とは、日本でも有名なイギリスの童謡集「マザー・グース(mother goose)」に載っている次のような詩がもとに、なっています。

Something old,
something new,
something borrowed,
something blue,
and a sixpence in her shoe.

この中に出てくるアイテムを結婚式で身につけることで、新婦は幸せになれると言われているのです。

今回はその中でも、「a sixpence(シックスペンス)」についてです。
シックスペンスとは昔のイギリスで使われていた硬貨のことで、 女王エリザベス2世の顔が描かれた美しいコインです。
シックスペンスは幸運を意味するそうです。
父親が娘の結婚の繁栄を願っていたことを現す物と言われています。
100年前のイギリスでは「花嫁は左の靴に、花婿は胸ポケットにシックスペンスコインを忍ばせておくと一生豊かに暮らしていける」という結婚式での風習がありました。

また、シックスペンスは1967年に発行が終了し、現在では希少価値のある硬貨となっています。
約400年間、イギリス国民にとってはとても大切なコインだったため、製造中止の際には反対運動が起きるほど人気が高く、現在もラッキーアイテムや縁起もののお守りとして受け継がれているのです。
そんなシックスペンスを日本でも結婚式で取り入れる花嫁は多いです。
ネットで取り扱うショップがあり、入手できます。
ネックレスなどにして、身につけやすく販売されているショップもあるようです。

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