結婚相談所でのエピソード④

車が大好きな彼が真剣交際になり、彼女の親御様へご挨拶に行ったときの話でした。

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彼女のお父様から「君のお給料は低くて、生活ができない。もう一つ何か仕事を見つけて収入を増やしてくれないか」と言われたそうです。

お互いにプロフィールを確認し、男性の収入も当然知った上で、お見合いをし、そして交際に至っているはずなのに、成婚する段階になってから収入が低いとは、今更何を言っているのかという話です。

しかも彼のお給料は、彼女のお父様が仰るほど、低いものではありませんでした。

彼女もそんなお父様の意見に同意するようになり、結局は2人の関係は破局になってしまいました。

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考えてみても、2つの仕事を掛け持ちするのはとても無理な話ですし、何ヶ月も交際しておきながら、そのような話が一度も出なかったのに、酷い話です。

彼の心の傷は深かったと思いますが、少し経つと、「また頑張ります」と心も新たに婚活を始めました。

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そして今回、保育士さんと成婚されたのです。
仲人としても本当に嬉しかったです。


ご挨拶には、２人で来て頂く事になっていましたので、早めに待ち合わせ場所に到着していた、仲人とスタッフは、遠くから2人の様子が見えました。


お互いに笑いながら話に夢中になっていて、とても素敵な光景でした。

保育士さんの彼女とは、初めてお会いするのですが、懐の深い、心の広い方で、お話していてとても心地良い方でした。

スタッフと帰り道話したのですが、「彼は良い方に出会ってよかったね！」と、心から祝福できました。