受験体験記(高1)

nakoです。現在奈良医大新1年です。
受験のことを急速に忘れつつあります。
あくまでも等身大の姿を映し出してるつもりですが、もしかしたら美化されているかもしれません。予めご了承ください。


まずは高一の出来事を書きます。高二以降のこともそのうち書くつもりです。

この受験体験記ではこのように章立てをしています。

1 志望校決め


高一のとき、志望校はまだ決まってなかった。それどころか、学部すらも決まってなかった。自分の好きな科目、嫌いな科目は次の通りだった。
好き→数学、物理、社会科目全般
普通→英語、化学
嫌い→国語
とりあえず目標は理三にした。というより、母に『志望校が決まってないなら志望校は一番難しいところにしたほうがいい』と言われたため理三にした。しかしながら、自分は経済に興味があった。また、理工系についても興味があった。一方、医学にはあまり興味を持てなかった。

そのため、志望校を理IIIではなく理一もしくは文転した上で一橋経済にしたほうがいいのではないかと思うようになった。そのことを母に伝えた。

母は自分の意思を尊重した上で、

『医学と一口に言っても、単純暗記のものもあるが、研究医になれば数学や物理を使って解析することもあるだろうし、興味を持てる医学分野もあるのではないか。経済に興味があるといっても、(本名)は経済学部に行って何になりたいのか。
もちろん経済学部にも魅力はあるが、ただ経済が好きという理由だけで文転してしまったら、経済に興味がなくなり、理工学部ないし医学部に行きたいと思ったとき手遅れになってしまうのではないか。文転するなら、何になりたいのか、ということまでを決めてから文転するべきだ。』と言われた。

もっともである。もし経済学部に行ったら、何をしたいのか、冷静に考えた上で、経済学部は向いてない気がしてきたので、文転という考えは無くなった。また、医学部と理工学部についてであるが、冷静に考えた上で、自分のしたい研究職について、
医学部→臨床研究医になれば十分収入がある
理工学部→研究者は薄給
ということもあり医学部にした。もし、この国の理工系の研究者の給料がもっと高かったら志望学部は理工学部になっていたと思う。




2 模試の成績



地方中高一貫校(自称進)に通っていて、まだ受験の知識がなかったため、高一のうちは進研模試と全統模試の成績を上げることを目標にしていた。
全統模試(第一回)は死にました。総合偏差値62.4。多分奈良医生の中ではこの数値は最低値なのではないだろうか。

数学でなぜか計算ミスで20分溶かし、その結果解けない問題があり、放心状態の中、国語を受けました。確か平均点切ってたはず。この成績表は捨てていて、探したもののなかった。ショック。

そんなこともあって、7月の進研模試はまあまあ気合を入れて臨みました。進研模試を真面目にやったのはこの一回だけだけど。

理三 まさかのC判定


国弱 今後ますます国語は苦手になっていく


この時全統模試や進研模試の過去問は解くようにしていた。復習をおろそかにしていたのだけども。
全統模試の三科目偏差値は回を重ねるごとに上がっていった。
62.4→64.9→65.8→70.2だったような気がする。違ってるかも。

しかし、相変わらず国語は弱かった。

国語 まさかの40台

進研模試で、である。
もう少し国語をやっておくべきだった。

それに加え、英語も低い。当時、文法が壊滅的だったにもかかわらず英単語や長文読解の問題などばかり解いていた自分は、共通テスト型の模試なら80前後行くものの、自動詞と他動詞の区別すらつかないような状態だった。このことは後々東大英語や慶医英語の際に苦しめられることになる。

その後、東進生であった自分は、東大同日を無料で受けることにした。その結果は下の通り。画質は悪いが許していただきたい。

数学で稼げた 国語まさかの平均越え
理三志望の中での数学11位 普通に嬉しい
飛び級で理一B 発狂した

当時の数理の勉強状況は次のとおり。
数学→数学オリンピックで数Aは死ぬほどやってたし、IIBまでなら大抵の問題なら解けてた。数IIIはあまりやってなかったけど。
物理→基礎+力学、熱力学がわかるくらい。この時も力学以外はほぼ0点だった。
化学→基礎すらわかってない。K殻という単語すら知らなかった。唯一知っているのはPV=nRT(物理でやったとこ)

何いっているんだ、化学8/60はどういうことだ、と思う人もいるだろう。未修範囲であっても、知っている知識をフル活動して、解ける問題を見つけ、点数をもぎ取っていった。参考にしていただけると幸いである。


2022東大化学 第三問
問題

いかがだろうか。問題をよく読めば化学の知識がほぼなくても解ける。このような問題を解き、結果として未修ながら8/60も取れた。
この成績のおかげもあって自分に自信が持てるようになった。特に数理に自信がついたため、高二のうちは数理の能力をさらに磨きに行き、結果としてかなり高い水準まで持っていくことができたように思う。


3.数学オリンピック


自分は中学生の時に一度数学オリンピックで予選通過したことがあったが、本選の問題は全く歯がたたなかった。そのため、数学オリンピックの直前ではずっと本選の問題を解いていた。
しかしながら、である。
数学オリンピックに本戦に出れるのは、当たり前だが予選を通過した人のみである。
予選は12問を3時間で解く、といった形式で、答えのみを書けば良い、一問一点、といった仕組みになっているので、計算ミスも白紙も同じ0点である。部分点など来ない。
自分は当時数学オリンピックの本戦問題に対し『どのようにしたら部分点が来るか』ということを意識して解いていたが、計算ミスをなくす工夫などはあまり意識してなかった。
その結果、2問で計算ミスをし、結果的に予選落ちとなった。
最低点まで一点差だったので非常に悲しかった。まあ自分のミスなんでしょうがないけど。


続きはまた時間のある時に書こうと思います。
奈良医の友達の物を見ていて、自分より上手いnote書いてるなって思います。自分もそれくらい書けたらな。
京大opの国語の偏差値23.3なんで無理なのかな、いやそんなことはないと証明したいな。作文力と国語の偏差値は関係ないって証明したいな。

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