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りんごで週休4日は可能なんだろうか
「実際どのくらいの時間を畑に割くんだろうか」
2019年度は週2、3のペースで農作業を経験させていただきました。半年くらいで筋肉がいい感じになり、体重も3キロほど落ち、すっきり。
とある会社さんで"研修"のような形で畑に出させてもらってましたが、社員の皆さんは年間でどのくらい働いていたのでしょうか。気になったので計算してみました。
なぜ"週休4日"というワードを用いたのか。以下の書籍が好きだからです。杉山経昌 氏の『農で起業する!〜脱サラ農業のススメ』。夫婦2人で年間3000時間労働を達成しているとか。
ちなみに週休3日だと年間約1500時間。週休4日後年間約1300時間。このくらいが目安でしょうか。
一般的な一年間のりんご農家の作業は以下の通りです。有袋栽培を想定しています。弘前市の隣に位置する黒石市にあります"りんご史料館"の資料を参考に作成しました。
これだけ見ると、12月しか休みがなさそうです。削れるところを削ってみましょう。「剪定」に関しては、お金を払えば委託が可能です。(畑の広さによって金額が変わってきてしまうので、細かいところは割愛します…)
委託してしまえば、1月−3月までの作業そのものはなくせますね。ただ、りんごの味は「剪定」によって7割が決まると言われています。この作業に関われないのは「もったいない」と感じる農家さんも多いかもしれません。(どんな計算方法で7割なんだろう。一般的にそう言われています。)
経験させていただいた畑作業を参考に、ざっくり計算してみました。
7−9月は週6日(月24日)、それ以外は週5日(月20日)として計算します。
1300時間以下。これは週休4日、いけそうですね。お金はかかりますが。
そして、1月−3月を含め、剪定の作業をした場合は以下です。
ざっくり計算ではありますが、年間1700時間であれば「働きすぎ」という感じはあまりないような。なんとかなりそうです。
人によっては日が出てから日が沈むまで作業をする方もいるようですが、わたしがお世話になっていたところは株式会社なので、その辺の管理はちゃんとしていました。
思ったよりも、できなくは無さそうな感じしますね。
オマケ。
トップ画は、野焼きのせいでモクモクしていたりんご畑の様子です。なんだか、ちょっと、幻想的。
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