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Google Classroomを活用する理由

2020年8月18日Moodleとの比較についての記事紹介を追記

以前、こんな記事を書きました。

この記事は、Google Classroom(以下:GC)を活用しようと決めた後のお話です。
今回は、どうしてGCを活用しようかと考えたのか、そのあたりを簡単に書きます。

スマートフォンベースで利用できる

基本的な比較対象は、Moodleです。GCはiOSでもAndroidでもアプリケーションが整備されています。それゆえ、スマートフォンでも安定的に用いることが出来ます。定期的な更新もあり安心です。ただ、アプリの立ち上げが少し遅いのは気になりますが。

スマートフォンベースで利用できると、学生のスマートフォンに通知を飛ばすことが出来ます。課題や資料配布など、更新毎に通知が行きます。ただし、学生がアプリをダウンロードして初期設定をするときには通知の許可をしない、すなわち通知OFF状態となることが多いです。なのでGCアプリの紹介をする際に通知の許可を伝えておきましょう。同時に、何か更新をすると通知が行くので、教員側としては更新の時間に気をつけなければならないです。更新は時間予約ができるので深夜に準備をしていても設定に気をつければ問題なしです。

講義資料管理が容易

G Suite for EducationであればGoogle Driveの容量は無制限で使えます。まあ15回分の講義資料なんて容量はそんなにないわけですが。資料を無制限で学生と共有できます。GoogleのサービスであるためYoutubeとのリンクも簡単です。資料を共有するときにURLリンクも同様に管理できます。PDFとYoutubeとwebリンクを共有することで講義資料管理としては十分だろうと。

課題・レポート管理が容易

宿題として、問いに対して記述を求めることも、選択式の解答を求めることができる。ファイルの提出も要求できる。学生の解答やファイルは一括管理できるので教員側としては非常に楽。それぞれの課題を採点してGoogle Spreadsheetで成績管理をすることも出来ます。ただし、成績管理までしようと思うなら2段階認証など十分なセキュリティ管理をしましょう、あたりまえですが。

Google Formでの問題作成も出来ます。GCとのリンクができるので、小テスト的に用いることもできます。これについては別記事を参照。

学生とコミュニケーションを取りやすい

教員の資料投稿に対して学生は掲示板的にコメントをすることが出来ます(OFFにもできる)。課題に対しては教員とひとりの学生とだけの個別のコメントもできます。課題のここが良くて、ここが悪かったよコメントできるということです。

選択式の課題を用いてアンケート的にも使えます。選択式の課題では、途中の他の学生の選択状況を見せることも見せないこともできます。

教員に対して、あるいは学生に対して簡単にメールを送ることも出来ます。メールアイコンを押すとGmailに飛ぶ。

操作が簡単

結局これがイチバンです。ヘルプも充実です。ヘルプを見ずにほとんどを直感的に使えます。

ゼミ生に聞いたGCの利用感

匿名で聞いたものです。

今学期からGoogleクラスルームを活用してくださったおかげで、毎回の講義の復習が楽になりました。また、ムードルでは、コピーして別の形式に転換して講義資料を保存していたけど、クラスルームは簡単に保存できて便利でした。
クラスルームを使った授業・連絡等は効率が良くてすごくいいなと思いました。
Google classroomを使っての授業は、いつでも復習が出来るし無くすことが無いので良いと思いました。
また、アンケートなどの機能を使っての学習は修道のほかの授業では体験出来ないもので、わかりやすかったです。

以上、なにかすこしでも参考になれば。

公式は下記から。

追記)Moodleとの比較について記事をいただきました。
とても素晴らしい内容だと思いますので共有します。

覗いてみてもよいのですよ↓


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