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何かを始めるにあたり練習や準備はあまり重要ではないと思う

「新しいことにチャレンジしたい」「起業したいと思っている」「副業をやりたい」などなど耳に挟むことがある。

「〇〇したい」と言っている人は大抵その後もやらない事が多い。(特に酒の席で)共通して言えることが「準備ができていない」、「練習してからじゃないと」と言うのだ。

そういった人たちは、私生活ではそれなりに仕事ができてそれなりに優秀な人たちが多い傾向に見られる。自分なりの考察だが、それなりに仕事もできてプライドもそれなりに肥大している方が多いのだ。だから失敗したくない、人から笑われたり、なにか言われるのが怖いという感情が邪魔をし行動できないのだろう。あとは完璧主義者だ。

それらの人に通ずる点が「失敗したくない(自分は悪くない)」という気持ちが強い傾向が見られる。人が成長する最大の材料は失敗ではないかと思う。私自身も多くの失敗をしてきた。負けることに関しては人に負けないくらいだ。

自分の失敗で言えば、副業をはじめてある程度稼げるようになり事務所あったほうがなんかカッコいいからという理由だけで事務所を借りたが、必要ないし家賃も無駄と思って解約したり、デザイナーズマンションに住んだら仕事のモチベーションも上がるんじゃないかと思い実際に住んだら別段モチベーションが上がらなかったり失敗はしてきた。しかも住んだデザイナーズマンションの機械式駐車場に車入らなかったとかの失敗はある。

その瞬間は失敗したかもという気持ちもあるのだが、最終的にはやってよかったなと思っている。それらの失敗をして成長できたからこそ今があるのだ。

RPGゲームでも進めば進むほど敵も強くなっていく。時には敵に負ける(失敗)こともあるが負けたら、次は勝てるように対策したり考えて改善する。そうして成長していくのだ。だから失敗は悪いことじゃないよといいたい。現状維持のままだと得られる経験値も少ないので成長するスピードも鈍化するのだ。

ポジティブな気持ちで進んだ失敗はその瞬間はへこむし辛いと思うこともあるが、後からしたら話のネタにもなるし大丈夫だと思うよ。

ここで本題の新しいことを始めるときに準備や練習は大して重要じゃないと言うのか。

例えば、このnoteを自分が書いている理由ひとつに「文章がうまくなりたい・文章を書くスピード・量を増やしたい」と言った理由で書いている。

練習についての失敗談は
一時期、文章が上手いなと思う人の模写をやってみたこともあるのだが正直効果はなくはないが、投下した時間に対してのコスパはよくなかったと思う。なので自分で考えて文章をかくことにした。

あとは仕事のスキルでも本で読んだりして頭の中に入れるだけと、お金がからんだ状況で本の内容を実践したのでは身体に染み付くレベルは雲泥の差がある。

実践しながら足りない知識・経験を自分で取捨選択して血肉にしていくのが成長の近道ではないだろうか。

最近だと投資などもそうだ。4年くらい前に始めたのだが、投資を始める前にざっと本やネットの記事を読んで浅い知識は得ていた。そのときはただの知識だけだった。実際に自分で投資してからは他にどんな良い銘柄や売りのタイミングはどうしたらいいなど自発的に調べて実践するようになってからのほうが投資に関する知識の覚えるスピードは早かった。

何かを始める前に全体の概要を把握する程度の勉強や情報集は必要だが、始める前に知識を入れすぎたりするとメリットやデメリットも知りすぎて逆に動けなくなるということも起こる。

さらに調べるとやりたいことの先にいる理想の人などが出てくる。そして現在の自分と理想の人のスキルや立場の差を知ってしまい絶望し動けなくなる人も多い。

頭空っぽのほうが夢詰め込める」んでネットやSNSで情報収集のし過ぎもよくないかもね。

毎度、推敲もせずノリで書いてしまったが、2,023年も始まったばかり。新しいことを始めようとしている人は頑張ってね。




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