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【2020年の振り返り】結婚して酒をやめた一年

2020年は怒涛の一年だった。

1月に同棲している彼氏に「結婚するか」「お別れするか」を迫り、
2月に彼を連れて両親に「隠していたが2年半同棲していた」ことを詫び、
3月に婚約。
4月・5月と自粛し、
6月に顔合わせをして、
7月に結婚式の日程を決め、
8月に入籍。
9月に日程と行き先を決めて、
11月・12月で新婚旅行にも行ってきた。

結婚の行事で言うと、残るは来年予定している結婚式のみ。あとは、子どもでもできて、家を購入すれば、ほとんど人生終わったようなものである(そんなことはないと思うが)。

なぜ、1月に「結婚するか」「お別れするか」を迫る決心がついたのか。理由は二つある。

一つは年齢のこと。私は30歳までに結婚したかったので、もし1・2月で別れれば30歳を迎える8月までに良い人が見つかるのではないかと思った。

同じ人と6年間も付き合って結婚できていないにも関わらず、なぜそんなに短期間でいけると思ったのか、今ではわからない。ただ、「結婚相談所に入会してから成婚するまでの平均期間は4か月」と聞いたことがあったので、その可能性にかけようと思っていた。

そしてもう一つは占い。2018年8月に横浜中華街で占ってもらったとき、「2020年1月までが大殺界。2020年2月以降は運気が回復するため、結婚するなら2020年2月以降」と言われていたのだ。

「占いなんて」と思うかもしれないが、私の背中を押してくれたことは間違いない。

だが、「2月以降」の運気が良いと言われていたにも関わらず、早まって1月27日に選択を迫ったもんだから、「数日間、考えさせて」と言われた。これは、彼の問題ではない。すべてはもう4日間待てなかった私が悪かったのだ。そう、彼は私との結婚を最初から決めていた、きっとそうだ…。

6年付き合って2年半同棲していたので、これ以上どっちつかずの関係を続けたくないと思っていた。とはいえ同棲しているので、別れるならば家も探さなければならない。

2年半も一緒に住んでいるため、この慣れた暮らしを変えることは精神的に大きな負担で、長い間二の足を踏んでいた。もちろん情も湧いていた。

だから1月2月はずっと、SUMOで一人暮らし用の物件を探して、「もし別れることになっても、こんな素敵な家に住める!」「京王線がいいかな☆」と自分を奮い立たせながら生きていたものだ。

そして、紆余曲折ありながらも入籍できたときには、憑き物が落ちたようにさっぱりした。

いや違うな…。入籍したときは実感がなく、今振り返ってみてだんだんと状況がのみ込めてきたところだ。この1年の出来事を思い出すと、怒涛過ぎて他人事のようである。

▲新婚旅行で行った宮古島の渡口の浜にて。12月の沖縄はほとんど曇りか雨

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もう一つ大きな変化と言えば、あれだけ好きで好きでたまらなかった酒を意識的に飲まなくなったことだ。

私は以前からアル中気味なところがあった。

自宅で一人で飲む分には問題ない。ところが、飲み仲間と飲むと楽しくなってしまい、記憶がなくなってからもいくらでも飲んでしまう。飲んでも見た目が変わらないからタチが悪い。

飲むだけ飲んでさっぱり酒が抜ければいいのだが、翌日に異常に残る。二日酔いがひどすぎて夕方まで起きれなかったり、人との待ち合わせに行けないなど日常生活に支障をきたらすレベルになっていた。

時を同じくして、元TOKIOの山口さんの再犯の話を聞いたり、アルコール依存症の漫画を読んでいると、だんだん怖くなってきた。そこで思い切って基本的にお酒をやめ、飲みたくなったら、ノンアルコールビールを飲むことにしたのだ。

半分アル中の身からすると、5%アルコールが入ってようが、入ってなかろうがあまり変わらないので、麦味の強い炭酸がカラカラの喉を通るだけでだいぶ爽快だ。そして、最近のノンアルビールはかなりうまくなっている。

いろいろと飲み比べた結果、私的にはこれが好みだったので、紹介したい。


▲サッポロうまみ搾り
アルコール0.00%、1缶350mlあたりカロリー24.5kcal。
麦の香りとともに、ちょっとオレンジっぽい爽やかな味で、すっきり飲みやすい。
世界初尿酸値を下げる旨み素材「アンセリン」が入っており、尿酸値が下がるらしい(尿酸値気にしてないけど)。

お酒を飲み始めた頃には「ビールって苦い」「ビールは飲みにくい」と思っていた。しかし今では、酒が含まれていなくても「ビール特有の苦みを求めてビール味の飲料」を好んで飲んでいるのだから、10年という時の流れは恐ろしい。

心残りと言えば、2019年には懸命に取り組んでいた副業を一切できなかったことである。3月に転職してなかなか慣れなかったことや、ライフステージの変化でバタついたり、疫病禍でモヤモヤしていたこともあるので仕方ないといえば仕方ない。

だから、来年は少しずつでも本業以外の収入を増やせるようにがんばりたい。まずは月5万円から。

2020年は全世界的に酷な年だったので、2021年は心穏やかな一年となりますように。

編集:真央さん
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