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タイトル以上かタイトル未満か

タイトルからだけでは全容が予測しきれず、中身を読んで初めて理解できる記事がある。これに関しては、タイトルの付け方に一考の余地がありそうだ。あるいは良い例として、全容は分からないけどやたらと興味を惹くタイトルで、中身はさらに想像を大きく越えてくる記事もある。以上は良くも悪くも「タイトル以上の記事」だ。

これに対して、タイトルである程度想像でき、中身を読んで(やっぱりな)となる記事がある。これは「タイトル未満の記事」であり、タイトルで説明し過ぎてるか中身が油かすみたいな記事であるかのどちらかだ。いずれにせよ「タイトル未満の記事」も、タイトルの付け方に一考の余地があるかもっと記事本体を頑張れよと言われるかだ。


このようにタイトル以上かタイトル未満かで比べると、タイトル以上の記事の方が質が高いように見える。しかし侮ってはいけない。

タイトル未満の記事には新聞記事などが含まれていいと思う。いわゆる「見出し」をタイトルとするなら、見出しで概要を分からせ、記事本体で見出しを具体的に補足していく構造だ。急ぐ人は見出しだけで十分であり、詳しく知りたい人だけ記事本体を読めばいい。見出しが「出オチ」であり、出オチを越えてくることはない。少なくとも記事本体が見出しを越えてくることはないはず。

新聞記事が「タイトル未満」だとするなら、「タイトル未満の記事」が必ずしも質が低いというロジックにはならない。(「新聞記事は無条件に質が高い」という前提が成り立つならの話だけど)



僕の今のこの記事に関しては、僕がボテボテのタイトルを放った後、辛うじて内野安打かと思われたが一塁手との接触プレーがありVAR判定で一塁手の走塁妨害が判明、結果出塁はできたが後味が良くない、そんな「タイトル未満」の記事になったと考えている。