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仙台稽古会終了! 林崎新夢想流居合・卜伝流剣術

2日間に渡る、小山隆秀先生主催の林崎新夢想流居合・卜伝流剣術仙台稽古会終了。

あまりに多くの「宝」をいただいた。
小山先生、および指導者の皆様に心より感謝申し上げたい。

また、埼玉稽古会に出席したご縁により、さらなるご縁を預かる形ともなった。
武縁こそ最も得難き宝である。

今回得られた「宝」についての記事をさっそく書いていきたいのはやまやまだが、これがもうあまりに多すぎて、noteの記事5〜6本で済むかどうかというくらいである。

導入として、林崎新夢想流居合の現状と、今後の私の関わり方について述べておく。

以前も書いたが、弘前藩伝の林崎新夢想流居合は、既に失伝していたものを小山隆秀先生をはじめとした方々が復興に取り組んできたものだ。

そして新庄藩伝の林崎も、奥山観禅先生が個人指導のような形でのみ指導していて、弟子の横のつながりがなく、奥山先生逝去後はなんらかの会のような形での活動はなくなっているとみられる。

つまり、林崎新夢想流居合については「免許」というものが存在しなくなっている。
そのため、弘前での稽古会も会場費しか取らないとのことで、埼玉稽古会でもこれを踏襲して、会場費のみの負担で受講できる。

それでも弘前ではやる人が少なく、日によっては参加者ゼロのこともあるとのこと。

いやいやいやいや。

ホワイドンチュードゥイット?
ホワイドンチュードゥ林崎??

なんでカタカナ英語で言ってるかというと「なぜあなたはやらない?」と日本語で書くとアタリが強いからだが、気持ちはもうそのくらいのレベルである。

しかし「免許がない」というのはありがたい側面もある。
私のようなはぐれ武術研究者でも、自由に研究できるということだ。
小山隆秀先生も「ぜひみなさんも参加して意見してほしい」とおっしゃってくださった。

仙台稽古会においても、林崎の「ミッシングリンク」は多々あることが示されたし、時には参加者の鋭い質問で、「さて、これはどうすべきか?」と研究検討が始まったことも。

今回の仙台稽古会において、私としても「ミッシングリンクを埋めるピース」をいくつか掴んでいる。
中には、これは本質的に重要だと確信しているものもある。

熱が冷めぬうちに、できるだけ早くに「ピース」のご紹介をしていきたい。

なかなか忙しいのだが…。
ここはふんばりどころか。

また卜伝流剣術、これも非常に良いものを伝えていると感じた。
シンプルな中に幾重もの「本質」が凝縮されている。
今回は表五本を稽古したが、まるで形意拳の五行拳のようだ。

改めて、今回のご縁に深く感謝申し上げたい。
今後とも、林崎新夢想流居合および卜伝流剣術に私なりの貢献をしていく所存である。

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