見出し画像

ボス猫の苦悩

今回TNRした内の一頭。
ヘンテコなしっぽで首にベロンチョなケガ。
裏のお宅では【ボス】と呼ばれていました。

早く捕まえて抗生剤の注射を打ってあげたい!
さすがの地獄の捕獲人⭐︎な私にも人としての心を取り戻させてくれるくらいボロボロでした。

先生がカサブタを剥いで薬を塗り塗り。

足もぐずぐず。
他にも関節部分にケガがあったり、とにかくあちこちケガだらけ。

うーん、これじゃあ痛いだろうになぁ。
腫瘍かなぁ……悪性じゃないと良いのだけれど。

はじめに【ボス】と聞いた時、こんな痩せてる猫が?と思ったのですが、体重は4.7キロ。
筋肉がすごいと先生のお墨付き。
うぅ、重い!
抗生剤(コンベニア)の注射は体重あたりの金額なので、お金かかるけど、こういうときの為に皆さんがご寄付をくださったと思うので当然打ってもらいました。

この子には特定のエサやりさんがいません。

居酒屋の方が認識している猫は、おそらくファミリーです。
裏のアパートの人たちは置き餌でなく、他の特定猫へエサやりをしていますが、その中にボスは入っていません。

ボスは、たった一人で他の猫用のご飯を盗み食いしながら縄張り争い、メス猫争いをして来たんでしょう。

ちょっと悲しい気分になりました。

保護できるボランティアさんなら保護対象だろうな。
ごめんなさい。リターンさせてください。

こういう子を今後生み出さない為にもTNR頑張ります。

いただいたサポートは全て開示報告し、野良猫の不妊手術活動費にさせていただきますが、使用用途の指定がありましたらメッセージくださいますようお願いいたします。(例)ケガ猫の治療費用、地域猫活動場所以外のTNRでの手術に不足する分用、ナカタのアルコール的なガソリン代用など・・・・・・