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TNR後の衰弱猫5

さて、看取り目的で保護したサンゼンですが

なんと病院費をいただきました。

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残高80000円。30000円ものご寄付!!!
実際にスーパーマーケット猫の費用などをまだ引いていないので6月初めに精算しますが、今回サンゼンの何が悪いのか、病院へ連れて行って欲しいとの希望をいただきました。
見ず知らずの私に思いを託してくださって、ありがとうございます。

サンゼンは、費用の問題だけでなく、野良猫に戻せない、飼い主になれないという意味で治療はしないと決めて保護しました。

が、実は保護した翌日に病院へ行ってます。
しかし事前に電話はしましたが私の仕事の都合で、病院へ行ったは良いけど中抜けしたいけんども。それは出来ない、そりゃそうだ……と私も混乱状態で慌てていました。
夫にも相談していなかったし(とんでもない後ろめたさがあります)、帰宅して冷静になって考えた結果が、病院へ行かない、治療しない、でした。
野良猫へ戻すことができるのであれば、また違ったんです。
サンゼンの様子を見ていると排便排尿なし、食欲低下、自力ではほぼ体位すら変えられない状態。
回復しても野良猫に戻せるほどに元に戻らないのであったら、検査、治療は必要がないと判断しましたが・・・・・・

ここで、K.Hさんがセンゼンちゃんの具合の悪い原因を知りたい!と費用を振り込んでくださいました。

が、原因が分かって治療が始まったところで飼い主がいません。
前途多難ですが、せっかくいただきました病院検査費!
明日朝一番で行ってきます!!
本当にありがとうございます。涙

それにしても3万円って・・・・・・出せないですよ。なかなか。
K.Hさんもすでに16頭の保護猫と暮らしているそうです。
勿論、仕事をしながら猫たちの面倒を見て、私にご寄付してくださって、サンゼンの検査費まで。
更に私のことまで心配くださって、サンゼンを病院へ連れて行って欲しいとわがままを言ってしまって申し訳ないとまで言ってくださってます。
サンゼンの引き取り先も声をかけてくださっているとのこと。

頭が下がります。

なんだろうか。

人間ってこんなに優しいものなんでしょうか。

どうしたら、こんなに優しくなれるのだろうかと考えたのですが、もしかして、K.Hさん、ご自身が同じような経験をされてきたのではないかと想像します。
過去の自分を私に重ねてくださったのではないでしょうか?

気付いた私は、なんとも心が温かく、そして痛むのでした。

私も、いつか、こんなにも人に優しくなれるようになりたいです。
一生懸命な誰かを、応援してあげられる人になりたいです。

まだまだな私は、まずは、応えること!
とにかく、まだ目の前のことを頑張ること!

あ、私のガソリン飲み終わりました。
大事に大事に飲んだはずなのに、もうなくなってしまった。
次は、もっと大切に一日に2、3本にして、その後はビールもどきを飲みます。

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いただいたサポートは全て開示報告し、野良猫の不妊手術活動費にさせていただきますが、使用用途の指定がありましたらメッセージくださいますようお願いいたします。(例)ケガ猫の治療費用、地域猫活動場所以外のTNRでの手術に不足する分用、ナカタのアルコール的なガソリン代用など・・・・・・