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こども里山体験隊!

こども北摂里山探検隊

2月19日(土)にこども北摂里山体験隊さまの企画『仲しい茸園で自然界の循環を探ろう』を共催させていただきました。寒い中、多くのご家族が参加してくれました。今回の企画で、原木椎茸の栽培や菌入れ体験を通して、里山に興味を持ってもらえればと参加させていただきました!

しい茸について語る園長マモちゃん

冒頭は園長のマモちゃんから、しい茸栽培の歴史と里山の炭との関係についてお話させていただきました。その後、菌入れ体験。しい茸専用のドリルを使って穴をあけて、そこに成型ゴマと言われるしい茸の菌を入れていく作業を体験してもらいました。

まもちゃんの実演の後、親子で原木への菌入れ体験してもらいました。思ったよりも大きな音がする上、ドリルが回転すると手が取られてしまうので、はじめは恐る恐る真剣そのもの。でも穴を開けていくうちに慣れてきて、楽しんでやってくれていました。

参加者の皆さんも菌入れにチャレンジ

穴を開けた原木へは成型ゴマを一つづついれてもらいました。冬の寒い時期に菌入れを行うのは、雑菌のコンタミが少ないためで、この時期に菌入れを終わらせておくと安定してしい茸の菌が原木にまわるようになります。

その後は里山体験ということで、チームに分かれて『里山間伐体験』と『モルック遊び』、『レスキューロープ』を園内の敷地で体験してもらいました。

間伐体験では、北摂里山大学の修了生の方々じきじきに間伐の方法や意義を教えてくれました。間伐の方法の基礎は、まず木を倒す方向を決め、倒す方向の株もとに受け口と呼ばれる三角の切り口をつくり、倒す方向と反対側から追い口と呼ばれる切り口を切り進める。そうすることでツルが支点とななって受け口が閉じるように倒れるんだそう。

という事で、我が家の次男も干ばつ体験にチャレンジ。道具の使い方から教えてもらい、直径15㎝ほどの樫の木の間伐できました。

「関西では常緑樹の樫の木がもともと強いんだよ。広葉樹のクヌギやナラの木は、常緑樹の樫の木などに競争で負けて淘汰されていくからほっておくと、樫の木の森になっていくんだよ」

と、それがいい悪いではなく森の循環のことや里山や生物多様性についての入り口も教えていただきました。他にも事務局の皆さまのリードでモルック(モルックと呼ばれる木の枝を投げてスキットルと呼ばれるボーリングのピンのような棒を倒すフィンランドの伝統ゲーム)や、ロープでがけを登ったりと自然と触れ合っていただきました。


遊んだ後は、しい茸狩り体験、七輪でしい茸を焼いて昼食を楽しんでいただきました。炭は事務局さんが持って来てくれた今西さんからの菊炭。里山の恵みを楽しんでいただけたら嬉しいです。

しい茸狩りも体験してもらいました
菊炭を使ってしい茸を焼いて食べてもらいました

食事中に、雨が降ってきてしまい、ブランコや庭での遊びはできませんでしたが、最後は『はばタン』の焼き印ペンダントを作って全行程無事終了!

『はばタン』の焼き印ペンダント

来ていただいたお子さま、ご家族の皆様に少しでも里山や自然に触れあい楽しんでいただけたら嬉しいです!何より僕は楽しかったです!素敵な企画をされている北摂里山博物館の大嶋さん始めスタッフの皆様の熱い思いがすごいステキだと感じました!!ありがとうございました~。

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