仲しい茸園
生しい茸の保存方法
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生しい茸の保存方法

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生しい茸の保存方法

 本日は意外と知らない、しい茸の保存方法について書かせていただこうと思います。

 菌類であるしい茸は、あまり日持ちがしません。うっかり誤った方法で保存してしまうと、冷蔵庫の中で真っ黒になってしまったなんて経験もありませんか?そこまでいかなくても、新鮮な時と比べて風味や食感が落ちてしまったと感じたことのある方は多いと思います。今回は、そんなしい茸をおいしく長く保存する方法について書こうと思います。

届いたしい茸!新鮮!

■しい茸の保存において気にする事

 しい茸を保存するにあたり、弱点を知り対応すると美味しく長く保存できます。しい茸の弱点とは、なんでしょうか?それは、『水分』と『温度』です。

 水分については特に大敵で、直接水がかかっていなくても湿度の高い部屋や環境にも弱く、傷んでしまいます。例えば、買ってきたパックに入れたままでも、しい茸の呼吸が理由で発生する水滴でも傷んでしまうほどです。なるべく新鮮な状態で保存するには、水分を意識して保存するのが良いでしょう。

 温度については、しい茸の保存に適した温度は五℃くらいと言われています。常温では、痛みの進行が速く、保存は冷蔵が適していると言えるでしょう。


■保存方法は食べ方で決めるのが◎

 しい茸はどのように保存したら良いのでしょうか。それは、食べ方によって工夫すると良いと思います。焼き料理や揚げ料理に使いたい時は、生のままが適しています。一方で、炒め料理や煮物に使いたい場合は冷凍して保存するのが良いです。

■焼き・揚げ料理に使う時は生

 生しい茸の独特の食感が楽しめるのは、やはり焼き料理や揚げ料理。生のまま長く保存したいときのポイントは次の三点です。

・水分が大敵なので洗わず、キッチンペーパーや付近で汚れをふき取る
・キッチンペーパーを敷いた保存容器かポリ袋移し替える
・ポリ袋は封をせず、冷蔵庫の野菜室で保存する

 この状態で、冷蔵で一週間以内で食べきれる量を冷蔵で保存すると良いでしょう。なお、しい茸の旨味や香り成分は水溶性の成分の為、洗ってしまうと流れ落ちてしまいます。食べる時も極力水で洗わないで、食べていただけると美味しく食べていただけると思います。


■炒め物・煮物・鍋に使う時は冷凍

 一週間で食べきれない時や、炒め物や煮物にしい茸を使いたい場合には、冷凍して保存しておくと便利です。さらに、しい茸は冷凍されることで細胞膜が破れやすくなり、うまみ成分が良く出るようになると言われており、便利さだけでなく美味しさの観点からもおススメです。

用途に応じて切っておく

 冷凍保存するときのポイントはあらかじめ『用途に応じて切っておく』ことだけです。冷凍したしい茸を解凍してしまうと、水分でべちゃっとしてしまうため、冷凍したしい茸は冷凍したまま使う事をお勧めしています。そのため、用途に分けていろいろな切り方で保存しておくと良いでしょう。切り方は調理方法に応じて以下がおススメです。

・薄切り
・角切り
・飾り切り

 薄切りは、炒め物や汁物など様々な料理に汎用的に使える万能な切り方です。

軸ははさみで切ると上手に切れます
薄切りは斜めにすると断面が広く見えて見栄え◎


 角切りは、煮物や炒め物などに肉厚の食感を楽しみたい時におススメの切り方です。お好みや手に入ったしい茸の大きさに合わせて、四等分、六等分に切っておくと使い易いでしょう。また、歯ごたえを楽しみたい時は軸を多めに残してもアクセントになると思います。

万能な角切り

  飾り切りは、鍋や煮物に使う予定がある場合に最適です。飾り切りにしておけば、煮物やお鍋が華やかになります。また、切り口から出汁が沁み込みやすく、料理が一段と美味しくなりますよ。

飾り切りにしておけば、そのまま鍋に使えます!

 いずれの切り方も、冷凍したまま、調理することで手軽においしく食べられます。

 冷凍保存には、ジップロックなどのポリ袋に入れて保存するのがおススメです。開封も簡単で、取扱が簡単です。

 おいしい状態で長くしい茸を楽しんでいただくためには、新鮮なうちの処理が大切です。生で保存するときは水分に気を付けて冷蔵で。使用するときも、水洗いは厳禁です。炒め物や煮物、鍋料理などに使用する場合は、新鮮なうちに用途に合わせて切って冷凍おくと手軽に美味しく使うことができます。この状態で、一か月は美味しく食べられます。

 是非皆さまお試しください!

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仲しい茸園では、日本一の里山と言われる北摂地方の兵庫県猪名川町で60年以上にわたって原木しい茸にこだわり、栽培を続けています。ここNoteでは仲しい茸園の事や美味しいしい茸の食べ方に加えて、一人の住民としても、この北摂エリアの里山の営み等を発信していきたいと思います!