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スポーツビジネスが、今できること、やらないといけないこと(※コロナ影響下)

サッカードットコムの中島です。

コロナやばいなあというのは基本的にどこの業界も同じだと思うのですが、
スポーツ業界はかなりやばいです。
Jリーグを始め、多くのスポーツ事業組織が停止してます。

・Jリーグは延期

・フットサル施設は閉鎖、フットサル大会も中止(一部)

仮に、この状況が1年続いた時に、生き残れるのか?

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今、スポーツ業界が苦境に陥っているのは、
「リアル(直接顔を合わせるもの)」を主体としたビジネスモデルが売上を構成するほぼ全てを占めているからです。

他記事でも書いていますが、
「リアル(直接顔を合わせるもの)」=「労働集約モデル」とほとんど同義ですが、結局この産業構造でいる限りこの苦難は続きます。
なぜなら、人が集まることができないので。

問題は、この「労働集約モデル」ではなく、
「労働集約モデル」しかないことが問題です。

現状スポーツビジネス、スポーツ事業体の多くは、ポートフォリオ持っていないスクリーンショット 2020-04-05 11.32.55

つまり、
現状スポーツビジネス、スポーツ事業体の多くは、ポートフォリオ持っていないのです。

今回Jリーグを例に挙げると、
今のJクラブの収支構造は以下で構成されています。
これ、何がやばいって、Jリーグの開催ができなくなった瞬間に基本的には全てなくなる売上です。

⑴チケット収入( 試合が開催できなければ、収入はない )
⑵グッズ収入( 試合が開催できなければ、収入はない )
⑶スポンサー収入( 試合が開催できなければ、(基本的に)収入はない )

だから、今Jリーグはまずい状況にあります。

「試合が開催できない」ことを前提とした、売上モデルを作らないといけない

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つまり、ポートフォリオを組む。
これがスポーツ事業にとっては非常に大事。

例えば、先ほどのJクラブでいうと、事業のほとんどは右上の「リアル」×「売上大」の象限に入る事業”しか”持っていません。

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だから、ここがコロナで大打撃を受け、結果として売上がなくなる=死ぬという事態になってしまっています。

「ネット」×「売上大」に対する提案としては、
例えば、AKBとかそういったグループのプロデューサーと飲んだ時に、いわゆるメルマガのようなものがあり、売上数億円/月ということでした(すごい)

僕の中で、プロスポーツビジネスはアイドルビジネスだと位置付けているので、おそらく同じスキームは実現できるはず。
(多分こういうこというと、できない理由を上げて来る人がいると思いますが、そういう人は全力無視します。笑)

きっとコロナでもないと事業について改めて考えるきっかけにもならないので、なんとかスポーツ事業体はこの危機を乗り越えて、さらなる高みに事業組織を上げていくきっかけになればいいなと思います。

僕らも頑張ります。


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