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スポーツクラブにおける、"物語(ストーリー)"の重要性。

ある人がスポーツクラブを応援しているとする。

その理由はきっとたくさんあると思う。
が、なぜ応援したいかと言われるとたくさんの理由があると思います。

・チームが強い
・あの選手がいる
・サポーターが良い
・会場がいい
・ホームタウンが好き
・経営者が好き
などなど

僕自身、今年の7月に埼玉県川越市をホームとしてJリーグを目指す、COEDO KAWAGOE F.Cを作り、今まさにチームづくり、事業づくりを行っています。

僕が作りたいチーム像は「思わず応援したくなっちゃうフットボールクラブ」というのが僕の理想像です。

スポーツのおける、”物語(ストーリー)”が人を惹きつける

一時期、フットサル界隈で「Fの頂き」という番組が流行りました。

これは元Fリーガーがクラブを新しく立ち上げ、
Fリーグチームを倒すことを目標とし、日本一を目指すストーリーそのものをYouTubeとしてコンテンツ化
しています。

この時に、Fリーグは人がどんどん減り続けているにもかかわらず、
Fの頂きのチームはなんと予選リーグで500人?近く、人を集めたとか。
(Fリーグは観客数がそのくらいもざらにありますので、Fの頂きのすごさがわかります。)

ここでわかったことは、みんなフットサルを観にきているわけではなく、Fの頂きを目指す、FC NAKAIの生き様(ストーリー)を観に来ているわけです。

勝ち/負けに左右されないストーリー性が人を惹きつける

Fの頂きは完全新規にチームを作り、
一般のフットサルプレーヤーの寄せ集めで、チームを作り、Fの頂きに向けてチャレンジ。その内容をYouTubeでコンテンツ化しました。

このチームは今は休止?してしまっているわけですが、
おそらくこのYouTubeコンテンツを閲覧しているユーザーはFC NAKAIが負けてもきっとファンであり続けます。

それはFC NAKAIに、そしてFC NAKAIにいる選手自体にファンになっているからです。
こうなると、もはや勝利・敗北は重要度は下がります。

クラブとしてやるべきは、"物語(ストーリー)"の可視化と、”正しいチャネルでの発信”

なぜFの頂きにできて、
他のFリーグチームや、Jリーグチームにできていないのか。

それは他のFリーグチームや、Jリーグチームは「物語構成力」と、「正しいチャネルでの発信」がセットで提示できていないからです。

▽Fの頂き
「物語構成力」:0から作ったチームが、フットサルの頂点を目指すというストーリー性
「正しいチャネルでの発信」:YouTubeという動画コンテンツにおける、物語構成との相性のいいチャネルの利用

▽その他Fリーグチーム
「物語構成力」:ない。基本的にはただ強さのみを追い求めている。
「正しいチャネルでの発信」:そもそもない

COEDO KAWAGOE F.Cは現状でも正直かなり魅力的な選手や、スタッフ、事業環境があると思います。

僕の仕事はここをうまく、ストーリーとして多くの人の共感をうみやすいようなコンテンツとして作り、またそれを正しい媒体として発信できるか。

勝ち負けだけじゃなく、「思わず応援したくなっちゃうフットボールクラブ」そんなクラブになっていきたいなと思います。

募集:動画クリエイターの方で一緒に僕らのこの挑戦をコンテンツ化してくれる方いらっしゃれば、お声がけしてほしいです!
DMまでお願いします!

https://twitter.com/nakaryo716



スポーツビジネスを一歩でも前に進められるように頑張ります! サポートいただいたお金は僕の仕事のカフェ代にさせていただきます!