民間の”フットサル施設”が減り続ける理由。
久々の更新です。
最近、僕の推進している新規事業は、もろにフットサル施設の今と対峙する事業になるので、今何が起こっているのかをシェアします。
まず、フットサル施設は素晴らしい
まず僕は今の時代、フットサル施設は奇跡に素晴らしい施設だと思っています。
だって、僕が小さい頃当たり前に公園で蹴っていたボールも蹴れなくなり、外で子どもが騒いでいると「うるさい!」と言われてしまう世の中。
そんなご時世において、
渋谷、池袋などにもフットサル施設はあります。
そして、当たり前にボールがけれます。
例えば、渋谷駅直結の場所に「フットサル施設」があります。
ここでは、ボールを蹴ることはもちろん、ヨガだってできるし、子どもが走り回ることだってできます。
この都心ど真ん中で。
もちろん、これは都心だけの話ではなく、
田舎でも同様です。僕の生まれの埼玉県でも公園はボール蹴り禁止の立て札が立っています。
だからこそ、フットサル施設は、”スペース”として非常に貴重なわけです。
施設が減り続ける理由は「施設の売上」を建てる手段がないこと
土地の問題とか、
フットサル施設がなくなる理由は色々もちろんありますが、まず大きな問題として「施設が売上・利益の立てる手段」を持っていないと言うことが今、施設が減り続けている理由としてあげることができます。
(ざっと見、国内だとだいたい今600〜800施設ほど存在しているかと思います)
「施設が売上・利益の立てる手段」を持っていない
と言うのを分解すると、大きく3つに分かれます。
1.売上を上げていく”方法(ツール)”がない
2.売上を上げていく”人”がいない
3.フットサルに固執してしまっている
1.売上を上げていく”方法(ツール)”がない
僕が数百フットサル施設を見ていると大きくここに落ち着きます。
まず、特に大きいのが、「方法(ツール)」「人」の部分です。
「方法(ツール)」に関しては、
例えば予約管理のシステムを多くの施設が採用していますが、会員は当たり前のように「エクセル管理」が主流です。(エクセルですら管理していない施設も相当いる)
こうなってしまうことの課題は、顧客の動きが見えないことです。
例えば、施設さんに「今、施設ってどのくらいのお客さんがきていますか?」と言う問いに答えられる施設さんに一度も今まで会った事がありません。
これは施設が悪いのではなく、ツール(予約システムなど)が悪い。
1年間で来訪者のうち、じゃあどのくらいが新規で、落ちてしまっている会員はどの程度いるのか?その会員で再度引き寄せられる顧客がどの程度いるのか?と言うのが全くわからないと言うのがまず非常に大きな問題です。
いわゆるデータの問題ですね。これはフットサル施設に限らず、スポーツ系の事業者全般で非常に大きな課題です。データがない。
2.売上を上げていく”人”がいない
次に、人の問題。
じゃあ、ツールがあれば解決するのかというと、そう単純でもない。
各施設さんはITリテラシーや、事業として施設を考えていくと言うことに関しては、プロではないです。これは悪いと言うことではなく、あくまでプロではないと事実。
(逆に僕らはコーチなどはできないので、僕らはそっちの分野のプロではありません)
つまり、データを解釈して、どう売上を上げていくのか?と言う戦略を作って、そこを実行する。
ここを根気強く、施設に寄り添っていくパートナーとなれるか。
ここができる既存プレイヤーがまずいません。
いわゆるビジネス領域でいうと、カスタマーサクセス。
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僕らの新規事業は端的にいうと、
この2つにアプローチしている事業です。
3つ目についてはまた別の記事で書きます。
僕らの新規事業はリリースから半年で、60施設ほどが導入いただき、
会員数も7万名まできました。(またこちらについては3月にリリース出します)
フットサル施設はすばらしい。
だからこそ、僕は100年後も残したい。
そのためには、しっかり施設が儲かって、事業として成立させていかないといけない。
まずは、数年僕はそこにコミットしていきます。
頑張ります。
フットサル施設のお知り合いはぜひご紹介ください。笑
スポーツビジネスを一歩でも前に進められるように頑張ります! サポートいただいたお金は僕の仕事のカフェ代にさせていただきます!