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"国内最底辺"カテゴリの、サッカーチームがスポンサーに応援いただけた理由。

こんにちは、COEDO KAWAGOE F.Cの中島です。
クラブHP: https://c-kawagoe.com/

僕のnoteは基本的にすべて僕自身が経験したスポーツ業界のリアルを発信することに努めておりまして、今回は「スポンサーセールス」にフォーカスして記事を書いてみたいと思います。
(※通常弊クラブでは「スポンサー」とは呼称せず、「パートナー」と呼称していますが、「スポンサー」が一般呼称であると思うので、このnote内では「スポンサー」と呼称します。)

昨日、僕らが2020年9月に立ち上げたフットボールクラブであるCOEDO KAWAGOE F.C」で初めてのプレスリリース出させていただきました。

それは川越を代表するプロダクトである「COEDOビール」とのトップパートナーシップ契約です。

大変な反響をいただき、
「ぜひスポンサーさせてください!」というお声がけもいただき、本当にありがとうございます🙇‍♂️

COEDO KAWAGOE F.Cは、国内最底辺カテゴリに所属するフットボールクラブです

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COEDO KAWAGOE F.Cは2020年7月にクラブ発足が決まり、
チームとしてはセレクションを経て9月にメンバーの集まった新規フットボールクラブ
です。


社会人サッカー、そして埼玉県川越市の場合、
川越市2部リーグからスタートし、川越市1部、埼玉県3部・・・と勝つと昇格していくシステムとなっています。

つまり、新規設立のCOEDO KAWAGOE F.Cは、必然的に現状文字通り”世の中最底辺カテゴリ”のチームとなります。

COEDO KAWAGOE F.Cは、「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年以上続くクラブ」です。

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では、そんな世の中最底辺のカテゴリのチームになぜ、川越を代表するプロダクトであり、会社であるCOEDOビールがスポンサードしていただいたのか。

というのは僕ら以外の他のクラブへの何か示唆になるものがあればと思い、このnoteを書いています。

直接これだ!というのはCOEDOビールの朝霧社長から伺っているわけではないですが、会話の中ででたキーワードでこういうことは大事だろうと考える要素を上げていきます。

理由①クラブのミッション(存在意義)が明確である

まずはこれは非常に大きな要素だと思います。

僕らCOEDO KAWAGOE F.Cのミッションは「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年以上続くクラブ」を作ることです。

Jリーグクラブを作ることは目的ではありません。
「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年以上続くクラブ」を達成する要素の1つとして、あくまでJリーグを目指すことが存在しており、その順序は逆ではありません。

ここは社長の有田、中島がスタッフ・選手にも口を酸っぱくして言っている部分です。

「Jリーグを目指すこと」

それ自体はとてもいいことです。
が、そこには結局"自分たちが"やりたいからやっている。それ以上でもそれ以下でもないのが基本です。

クラブはその街に価値がある活動をしてこそ、その街に存在します。
したがって、その順序は決して逆ではない。
COEDO KAWAGOE F.Cは強くそう思っています。

理由②:事業にかける、経営陣の本気度/熱量、実現可能性

これも非常に重要な要素の1つだと思います。

昨今、Jリーグクラブの経営が非常に芳しくありません。
それは新型コロナウイルスによるものがありますが、基本的には以前から構造的には発生していた問題です。

経営危機の理由の大半は「スポンサー収益への過度の依存」。

ここに対して、Jクラブをはじめ多くのクラブではスポンサー/グッズ/チケットに頼らない第4の収益の柱を作らねば!そう唱えるものの、実際にそこに成功している企業は現状存在していません。

COEDO KAWAGOE F.C株式会社は前述の通り、クラブミッションの1つに「第4の収益の柱を作ること」を掲げています。
そして、それは実際にすでに動き出しており、クラブとしては設立1期目から売上1,000万を目指します。
実際にすでに事業構想も動き出しています。

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COEDO KAWAGOE F.C株式会社は有田・中島で経営していますが、
共に29歳で業界的には若い部類の入るのではないかと思いますが、それぞれお互いのフィールドで事業を0から自分の手で切り開いてきて、創ってきたという自負があります。

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そんな僕らだからこそ、
実際にお会いいただいて「こいつらなら本当にやれるかもしれない。」そんな風に思っていただけたんじゃないかなと思います。

事業計画が絵に描いた餅ではなく、
実際に手を動かして、自分で数字を作ってきたという実績、そしてプラスで実際のプレゼンテーションで示す僕らの覚悟。

そんなところを評価いただいたと思っています。

理由③:クラブ代表者が、川越という街にゆかりがあり、その街のポテンシャルを心から信じている

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僕らが川越市からJリーグを目指す、COEDO KAWAGOE F.Cを作るという発表をした際にはありがたいことに非常に多くの反響をいただきました。

それはまずこの埼玉県川越市という街のポテンシャルが為せる技。

埼玉県南⻄部に位置する人口約35万人の市で埼玉県内では さいたま市、川口市に次ぐ第3位の人口をかかえ、年間700万人の観光客が訪れる大観光都市です。

そして、僕で言えば、小学校はずっと川越でサッカーをし、
川越にある高校で高校時代を過ごした思い出のある街です。(有田も川越在住です。)

川越という市場規模の観点からのポテンシャル、そして長年過ごしてきて愛着のある街であり、また自ら好きだと自信を持って語れる街。
そんな街で心からチャレンジしたいと僕らは心から誓えるほどに川越という街のポテンシャルを信じています。

埼玉県川越市という街を舞台に、
日本を代表するクラブ、ひいては世界を代表するクラブを創ること。

それが僕らCOEDO KAWAGOE F.Cの存在意義だと僕は心から信じています。


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