Jクラブに入社するなら、見るべき「3つのポイント」
詳しくはこちらの記事内でも言及しているので興味がある方はご参照ください。
僕自身はSHCでJリーグの現場で学んだことをこちらの記事にアウトプットしています。
https://shc-japan.or.jp/
新卒の方はこちらの記事もご参照ください。
こちらの記事はあくまで僕の私見なので、
他の方は違うよという方もいるかもなので、
あくまで1意見としてお読みください。
見るべきポイント①:経営者(経営陣)
僕としてはここが非常に大きいというのが実感です。
つまり、経営者(経営陣)が優秀なプロクラブというのは非常に強いと思っています。
僕自身、
Jクラブにフロントスタッフで入社して働いている友人も数多くいますが、彼らは概して"優秀"(僕の関わっている友人に関しては)だと思います。
しかしながら、
成果を出せている人と出せていない人を比較すると、
そこにはトップがそこを理解して、事業推進/営業推進の支援をできているかどうか?というのが大きな要素として存在しています。
その意味でいうと、
まさにメルカリの小泉さんのような理解ある経営者が入った時のJクラブの爆発力はおそらくとんでもない(事業が正しい方向に動くスピード、確度が高くなるため)と思います。
見るべきポイント②:クラブと、親会社との資本関係
これもまた非常に大きな要素です。
つまり、クラブとして本気で稼ぎにいく姿勢があるかどうか?という意味です。
例えば、
えとみほさんのいる栃木SCは橋本社長という方が優秀な方ですが、
いわゆる親会社(会社の株式のマジョリティーをとっている会社)は存在しません。
その一方で、名前は出しませんが、
J1クラブの多くの運営母体はいわゆる大企業。
つまり、いうならJ1クラブでも売上ベースで40億程度だとした時に、
多くの大企業を母体とするクラブの場合、クラブで別に稼ごうと思っていないクラブの場合には、正直経営層含め、どう稼いでいくか?という思考になりにくいという特徴があります。
結果として、
大企業を母体とするクラブの場合、
新しい革新的なことが生まれにくいという形になりがちです。
しかしながら、最近新しい動きとして、
親会社だけどしっかりビジネスとしてプロクラブを積極活用していこうというスタンスの企業、特にIT企業ですが
・メルカリ(アントラーズ)
・アカツキ (ヴェルディ)
などが現れ、少しだけこの概念が変わっていますが、
基本的にはいわゆるグローバル企業が親会社に入っているクラブはビジネス的な革新をしていこうとすると、なかなかハードルが高いというのが実情です。
見るべきポイント③:財政規模
クラブとして、どの程度の経済的余裕があるのかは
1つ見ておいて損はないポイントかなと思います。
Jクラブは未上場企業ですが、
決算を公開しているため、こちらで確認できます。
当然ながら、
いわゆるクラブの財政規模が小さければ小さいほど、
目の前の売上を作ることに必死にならなくてはならないため、
新しいことに挑戦するのが難しいです。
しかしその一方で、
財政規模が小さければ小さいほど組織としての柔軟性は高くなる傾向になるため、本当に新しいことをやっていこう!とするときに有利になる確率は上がります。
例えば
・FC今治
・奈良クラブ
などが該当するかなと思います。
なので、「財政規模」と「自由度(=柔軟性)」は
多くの場合トレードオフの関係になりがちなので、うまい頃合いのクラブがどこになるのか?は自分の目で見極めるのが良いか思います。
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